FOLK

仮想通貨イーサリアムとは?仕組みや特徴、将来性などを徹底解説!

2018.10.13 | folk

いよいよ開発は最終フェーズに!時価総額1位奪取へ期待膨らむ

ビットコインに次ぐ時価総額2位のイーサリアム。2015年以降、3度のアップデートを行い、いよいよ最終アップデート「セレニティ」への移行が迫っています。コンセンサスアルゴリズムを「PoW(プルーフオブワーク)」から「PoS(プルーフオブステーク)」に移行するためのアップデートですが、アップデートが完了しローンチされればイーサリアムはさらに存在感を増し、時価総額1位奪取への期待が膨らみます。そんなイーサリアムの仕組みや特徴、将来性を詳しく説明していきたいと思います。

イーサリアムとは?

イーサリアムについての大まかな特徴について説明していきます。

通貨概要

イーサリアムの基本情報 内容
通貨名 イーサリアム(Ethereum)
通貨コード ETH
時価総額 約2兆7,600億円(2018年9月24日時点)
発行上限量 上限なし
現在の流通量 約1億200万枚(2018年9月24日時点)
コンセンサスアルゴリズム PoW(プルーフ・オブ・ワーク)
ブロック認証サイクル 約15秒
ソースコード https://github.com/ethereum/
公式サイト https://www.ethereum.org/
公式twitter https://twitter.com/ethereum
ホワイトペーパー https://github.com/ethereum/wiki/wiki/%5BJapanese%5D-White-Paper
主な取り扱い取引所 海外取引所:Binance(バイナンス)、Huobi(フォビ)、OKEx(オーケーイーエックス)、Bitfinex(ビットフィネックス)など

国内取引所:ビットフライヤー、リキッド、ビットバンク、コインチェックなど

イーサリアムは2015年7月30日に稼働を開始した、全ての仮想通貨の中でも時価総額2位(2018年9月時点)に位置する通貨です。時価総額1位の通貨であるビットコインには無い独自の機能や特徴を持ち、その将来性を期待されています。現在開発が進んでいる段階ですが、いずれはビットコインを抜いての時価総額1位奪取を期待する声も多いです。

イーサリアムの特徴としては大きく分けて3つあり、

  1. オープンソースのブロックチェーンシステム上にDApps(分散型アプリケーション)を開発するためのプラットフォーム
  2. スマートコントラクトを実装
  3. ERC20トークン

順番に見ていきましょう。

1については、「誰でもイーサリアムのプラットフォームを使ってアプリ(DApps)を開発できる」ということです。一般的にソースコードはオープンにされておらず(クローズドソース)、修正などができるのは開発者のみですが、イーサリアムはオープンにすることで誰でも開発・修正ができます。メリットとしては、優秀な開発者がコードを修正してくれたり、バグが見つかった時に修正してくれる事はもちろん、dApps(分散型アプリケーション)の開発が飛躍的に進むことが挙げられます。

2については、「スマートコントラクト」とは「smart(賢い)」な「contract(契約)」とあるように、第3者を介さずに契約を自動化することができるプロトコルです。詳細は後述しますが、予め取り決められた条件を満たした場合に自動的に契約が履行される仕組みで、契約内容の改ざんが不可能である事から不正防止につながるほか、仲介者を必要としないため仲介手数料が不要の画期的な機能です。自動販売機を思い浮かべてください。お金を入れて商品を選ぶと、選択した商品が出てきますね。同様のことがブロックチェーンでもできる、というようにイメージしていただけると分かりやすいと思います。

3については、「ERC20」とはイーサリアムのプラットフォーム上で利用される全てのトークンが使用する言語で、ERC20を使用して開発されたトークンはイーサリアムのプラットフォーム上で利用する事ができます。既に多くの仮想通貨がERC20を元に開発され取引されていますが、既存のプラットフォームが利用できますので新たにウォレットの開発が不要になるなど、開発者としてもコストが削減できるというメリットがあります。ICO(Initial Coin Offering)でも大部分はERC20を使ったトークンですが、開発コストの削減に直結するということが大きな理由です。

大きく分けてこのような3つの特徴を持つイーサリアムですが、既に実用化に向けて始動しているプロジェクトもあります。例えば、アーティストとリスナーを直接結びつけて、リスナーが楽曲を購入すると即時にアーティストに対価が支払われるというプロジェクトが進んでいます。

従来のシステムでは間に流通業者が入ることで中間マージンが発生しアーティスト側の取り分が削られていましたが、スマートコントラクトによって流通業者は不要となり、アーティスト側の取り分増加につながります。音楽業界を例に挙げましたが、サービスを提供する側にとって対価を即時で受け取ることができる点はメリットとして大きく、様々な業界でスマートコントラクトを利用したプロジェクトの開発が進んでいます。

主な特徴
  • オープンソースのブロックチェーン
  • スマートコントラクトを実装
  • ブロック承認時間が15秒(ビットコインは約10分)
  • ERC20トークンを発行できる

イーサリアムの総合評価

項目 評価 コメント
実用性 ★★★★★ 「スマートコントラクト」の実用性は高く、実用化されているアプリケーションがある他、EEA(イーサリアム企業連合)を含めて多くの企業が実用化に向けた開発を進めているプロジェクトが多数。
将来性 ★★★★★ 計画される最後のアップデート「セレニティ」が完了すれば、スケーラビリティ問題の解決に向けて大きく前進し、決済や送金に要する時間の安定化・短縮化に繋がり、決済シーンでの利用拡大に弾みがつく。
信頼性 ★★★★★ 開発陣のバックグラウンド、開発状況についてのアナウンス、世界有数の大企業も参画するEEA(イーサリアム企業連合)が開発を進めている。
実現性 ★★★★★ これまで4回に分けて計画されているハードフォークは遅れが発生しながらも進展しており、最終段階のアップデート「セレニティ」の完了を待つ状況。完了時期については流動的だが、開発自体は進展しており実現性は高いと評価できる。

総合的にイーサリアムは「実用性」「将来性」「信頼性」「実現性」のいずれも高く評価することができます。イーサリアムの最大の特徴である「スマートコントラクト」は企業からも高く評価されており、マイクロソフトやインテルなど世界有数の大企業が数多く参画する「イーサリアム企業連合」でも開発が進められており、またAmazonもブロックチェーンサービス「kaleido」を発表し、着実に普及が進んでいます。

アップデートも遅れを見せながら、目下の課題であるスケーラビリティの解決に向けて開発は進展しており、ブロックチェーンのプラットフォームとしてのシェアを伸ばしています。あとは最終アップデート「セレニティ」の完了を待つ段階ですが、完了後はさらに存在感を高めていく事が期待されます。

イーサリアムの実用性、仕組み解説

イーサリアムはソースコードをオープンにしており、誰もがイーサリアムのプラットフォームを使ってアプリケーションを開発できます。既に多くの開発者によって多くのDApps(Decentralized Applications/非中央集権のアプリケーション)が稼働しており、「Bancor Network」などの分散型取引所やゲーム、著作権管理など幅広い分野でアプリケーションが開発されています。

イーサリアムの大きな特徴であるスマートコントラクトやオープンソースについては上述しましたが、ここでは掘り下げてイーサリアムの仕組みについて説明するとともに、将来的に解決が求められる課題についても見ていきます。

スマートコントラクトとは?

「スマートコントラクト」とは、事前に取り決められた条件を満たすと自動的に契約が履行されるプロトコルを指します。「プロトコル」とはネットワーク上の規約を定めたもので、第3者が介在する必要なく全て自動的に履行されることが大きなポイントです。

「非中央集権的」と表現されるように、特定の人物や集団に権限が無く、分散しているユーザー全てが権限を持つ状態です。上記では自動販売機を例として挙げましたが、実際に実用化が進んでいるのが不動産分野です。

その一例としては、「不動産の代金の振込みを確認できた段階で、所有権を移転する」という条件を事前に設定しておけば、振込みが確認できた段階で自動的に所有権を移転してくれます。また、不動産仲介業者が不要となり、仲介手数料も不要となります。まとめると、スマートコントラクトは大きく3つのメリットをもたらします。

  1. 仲介者が不要であり、仲介手数料の削減につながる
  2. 契約内容の改ざんが不可能であり不正防止につながる
  3. 契約履行の自動化により、決済サイクルの短縮につながる

スマートコントラクトのデメリットとは?

上述のメリットがある一方で、デメリットも存在します。それは、

  1. 契約締結後に契約内容に変更が生じた場合でも対応が難しい
  2. プログラムにバグが発生した場合、ハッキングなどの重大な問題が発生するリスクがある

この2点です。1については、第3者を介しての契約であれば、事後に契約内容に変更が生じた場合でも契約変更は可能です。しかし、スマートコントラクトの場合はブロックチェーンに記録されて改ざんが不可能という性質上、一度締結した契約内容を後になって変更することが難しいのです。

2のプラグラムのバグ発生ついては、ハードフォークによって誕生した「イーサリアム・クラシック(ETC)」にも深く関連していますので、次の項目で説明します。

ハードフォークしたイーサリアム・クラシックとは?

スマートコントラクトにバグが発生した場合に重大な問題が発生するリスクがあると説明しましたが、ある事件の発生がイーサリアムからハードフォークした「イーサリアムクラシック(ETC)」を誕生させるきっかけとなりました

2016年7月20日、イーサリアムのプラットフォームを利用した投資ファンドプロジェクトである「DAO」のスマートコントラクトに存在するバグをついたハッキングが発生。DAOの「Split(スプリット)」と呼ばれる機能のバグをついたハッカーはこれを悪用し自らのアドレスに送金を続けました。その被害額は約360万ETH(事件発生時のレートで約65億円)と巨額に上るものでした。

しかしDAOには、送金した通貨は「27日を経過しなければ使用できない」という規定があり、この間に開発陣はブロックチェーンをハッキング被害に遭う以前の状態に戻すという対策を検討し、イーサリアムコミュニティの90%以上の賛同を得てハードフォーク実施が決定されました。この時新たなブロックチェーンに誕生したのがイーサリアム(ETH)ハードフォークに反対した一部のグループによって元のブロックチェーンを引き継いだのがイーサリアム・クラシック(ETC)です。

DAO事件についてはバグによる被害の一例ですが、今後もこうした被害はいつでも発生し得るという状況なのです。これまで行われたアップデートによりバグの修正は進んでおり、セキュリティ対策も強化が進んでいます。

DAppsとは?

「DApps」とはイーサリアムのブロックチェーンで稼働する分散型アプリケーションを指します。「DApps」とは「Decentralized(分権) Applications」の略で、管理者不在の非中央集権で稼働するアプリケーションです。Dappsには定義があり、

  1. オープンソースである
  2. トークンを発行し、利用している
  3. ユーザーの合意によって改善される

これを満たしたものがDAppsと呼ばれます。2017年にローンチされたDAppsの数は1,090を数え、2018年に入っても増加しています。

従来はブロックチェーンを利用した開発は何度が高いものでしたが、イーサリアムの特徴であるスマートコントラクトやソースをオープンにしていることで開発しやすい環境となり、積極的に開発が行われています。

DAppsのカテゴリーとしては、ゲーム、ファイナンス、健康、保険、メディア、セキュリティ、ウォレット、著作権、予測市場などに分類され、特にゲーム関連のDAppsが多く開発されているようです。

Solidityとは?

「Solidity」とは、イーサリアムのブロックチェーンで実行可能な開発言語です。仮想通貨の開発言語として最も利用されているのは「Java」で、続いて「C言語」「C++」「Python」が利用されており、Solidityは仮想通貨の中ではマイナーと言える部類に入ります。

しかし、スマートコントラクトを実装するために開発されたのが「Solidity」ですから、今はまだマイナーでも今後スマートコントラクトを活用したDAppsが増加していくにつれて、開発言語として利用されるケースも増えていくと予想されます。

ERC20とERC20トークンとは?

「ERC20」とはイーサリアムのプラットフォーム上でトークンを発行するための規格で、「Ethereum Request for Comments:Token Standard#20」の略称です。「ERC20トークン」はイーサリアムのプラットフォーム上で使用されることを目的に、ERC20の規格に基づいて発行されたトークンを指します。

従来は統一された規格が無く、送金・受信方法が異なる、ウォレットが異なる、一括管理ができないといった問題点がありましたが、ERC20の規格が生まれたことによってこうした問題点の解決につながりました。

ICOではERC20トークンが発行されるケースが多いですが、これはERC20の規格に沿って発行することで開発コストを抑えることができ、送金・受信方法やウォレットが共通でユーザー側としても一括管理できるメリットがあるためです。

Gasとは?

「Gas」は「燃料」を意味し、スマートコントラクトのプログラムを実行する際や、送金や受信でトランザクションを実行する際に支払う手数料です。通貨単位の「Ether(イーサ)」と区別するために「Gas」と区別されて使用されているようです。

取引所間での送金・受信については取引所が設定している手数料が残高から徴収されますが、ウォレットやDEX(分散型取引所)ではGasを自身で設定します。その際、「Gas Limit(使用するGasの上限)」と「Gas Price(ガスの価格)」も設定する必要がありますが、上限を設けることでバグが発生した際に余分に手数料を支払わなくても済むように設計されています。

イーサリアムとETHの違い

「イーサリアム」はブロックチェーンプラットフォームを指し、「ETH」はイーサリアムの通貨単位を指します。厳密には「ETH」はティッカー(略称)」で、正確には「ether」となりますが、「ether」の他にも下記の通り全11の単位が存在しています。

通貨単位 ether
wei 0.000000000000000001ether
kwei 0.000000000000001ether
mwei 0.000000000001ether
gwei 0.000000001ether
szabo 0.000001ether
finney 0.001ether
ether 1ether
kether 1,000ether
mether 1,000,000ether
gether 1,000,000,000ether
tether 1,000,000,000,000ether

イーサリアムのマイニング

イーサリアムのコンセンサスアルゴリズムとして「PoW(プルーフオブワーク)」が採用されており、マイナー(採掘者)に報酬として通貨が支払われる仕組みです。イーサリアムが採用して言えるのはPoWのマイニング方法で下記の通り3種類あります。

  1. ソロマイニング
  2. プールマイニング
  3. クラウドマイニング

1の「ソロマイニング」は文字通り一人でマイニングを行う方法。マシンさえそろえる事ができれば、高い収益性が期待できます。しかし、マイニングに利用されるマシンは新型のものが開発されれば、旧型のマシンは競争力を失い採算が合わなくなるケースも発生得るのです。いかにマシンをそろえて競争力を維持できるかが重要となるマイニング方法です。

2の「プールマイニング」は、複数のマイナーがそれぞれのマシンを使用してマイニングを行い報酬をマイニングへの貢献度に応じて分配するという方法です。ソロマイニングと比較して効率よくマイニングすることができるメリットがあります。世界最大規模の「Antpool」や、イーサリアムに特化した「ehtermine」等のマイニングプールが比較的高い知名度を持っています。

3の「クラウドマイニング」は、2のプールマイニングへ投資することで間接的にマイニングを行う方法です。投資金がマイニング活動に充当され、得られた報酬が投資比率によって分配されます。1と2の方法と比較して、マシンや電気代などのコストがかからないというメリットがあります。

ディフィカルティボムとは?

「ディフィカルティボム」とは、2015年9月に追加されたアルゴリズムです。「ディフィカルティ」と「ボム」からなり、「ディフィカルティ(難易度)」は「マイニングの難易度」を、「ボム」は「爆弾」を意味します。

イーサリアムの場合、マイニングのディフィカルティ(難易度)はブロックごとに設定されますが、ディフィカルティボムによって特定のブロックに到達した段階で難易度を上げ、ブロック生成時間が長時間化し、最終的にはブロック生成が不可能になり、そのブロックチェーンは凍結されます。

「ディフィカルティボム」というアルゴリズムが追加された背景には、イーサリアムでは将来的にコンセンサスアルゴリズムを「PoW(プルーフ・オブ・ワーク)」から「PoS(プルーフ・オブ・ステーク)」に移行させる計画であり、マイナーが新しいブロックチェーンにスムーズに移行できるように実装されました。

最大の特徴は、高く評価される「スマートコントラクト」
イーサリアムは最大の特徴と言える「スマートコントラクト」が高く評価され、それを反映して時価総額2位につけています。時価総額1位のビットコイン(BTC)とは仕組み上異なる点も多く、ビットコインには無いイーサリアム独自の用語も多いため、理解しづらい部分はあるかもしれません。まずは「スマートコントラクト」の特徴や将来性を抑えて頂きたいと思います。

イーサリアムの将来性

イーサリアムの現在の価格

coin market capのAPIで現在の価格が見られるものを入れる(これは編集側でやるのでとばして大丈夫です)

イーサリアムの価格の推移

イーサリアムのチャート分析

2017年5月~6月にかけての価格上昇は、三菱UFJ銀行とトヨタ自動車がEEA(イーサリアム企業連合)への参加を表明しイーサリアムの信用度向上につながったことや、ロシアのプーチン大統領がイーサリアム創設者のヴィタリック・ブテリン氏と会談してブロックチェーン技術の潜在的可能性等について情報交換し、「ロシアの現地パートナーと協力関係を構築するヴィタリック氏の計画を支持した」との声明が出されたことがポジティブに受け止められたことが要因です。

2017年11月から2018年1月にかけての価格上昇は、ビットコイン主導による仮想通貨全体の価格上昇UBS銀行がバークレイズ銀行やクレディスイス銀行などと提携してイーサリアムを利用したブロックチェーンのプラットフォーム活用を推進するとの発表が好材料視されたことが要因でした。年末にかけて更に価格は上昇し、2018年1月には最高値1,410ドルまで上昇しましたが、引き続きビットコイン主導の仮想通貨全体の価格上昇が続く中、「EtherZero(イーサゼロ)」ハードフォークへの期待の高まり最終アップデート「Serenity(セレニティ)」への期待の高まりが要因でした。

しかし、2018年1月中旬から急落。国内取引所のコインチェックで発生したNEMハッキング事件がきっかけとなり、ビットコインを初め仮想通貨全体が急落しました。2018年1月下旬にはWeiss Ratings社による仮想通貨格付けにおいてイーサリアムはビットコインを上回る格付けを獲得して一時的に反発しましたが、その後も下降トレンドは続き、2月6日には600ドル台まで下落しました。

2018年3月には、米証券取引委員会(SEC)によるICO規制強化の方針を受けて仮想通貨相場が全体的に下落。イーサリアムは500ドル台まで下落し、その後も上昇の兆しは見られずに4月には300ドル台まで急落しました。その後も、2018年4月には米証券取引委員会(SEC)がイーサリアムを有価証券と見なし規制強化を検討しているとの発表によって再び急落。更に2018年6月には、ICOで約4,400億円を調達したEOSが調達したイーサリアムを売却したとの報道により、さらに売却して売り圧力が高まり価格下落への懸念が強まったことから売り優勢の流れが続き、6月には再び400ドル台まで下落し、8月にかけても下落は続き200ドル台までの安値をつけました。

イーサリアムのロードマップ

アップデート 実施時期
1 Frontier(フロンティア) 2015年7月(完了)
2 Homestead(ホームステッド) 2016年3月(完了)
3 Metropolis(メトロポリス) 2017年9月~
4 Serenity(セレニティ) 2018年予定

1.Frontier(フロンティア):2015年7月

イーサリアムで初めてリリースされたバージョン。この段階では開発者向けのベータ版としてのリリースで、DApps構築、マイニングの利用が可能でした。ベータ版で基礎的な機能の実証実験の段階でもあったため、バグを発見して修正することが目的のアップデートでした。

2.Homestead(ホームステッド):2016年3月

マイニングの難易度調整を目的に行われたアップデートで、ブロック生成時間が15秒まで短縮。これによってマイナーが増加し、イーサリアムのトランザクションのスピードアップにつながりました。

3.Metropolis(メトロポリス):2017年9月~

Byzantium(ビザンチウム)、Constantinople(コンスタンティノープル)の2段階に分けて実施されます。

1段階目はByzantiumで、コンセンサスアルゴリズムをPoWからPoSに変更するための事前準備として行われました。PoWではマイニングに高性能マシンが必要であり電力消費が大きいためにPoSへの移行によって解決を図り、また、ハッシュレートの51%を支配することでブロックチェーン改ざんなど不正取引を行う「51%攻撃」のリスクを排除する目的があります。

2段階目のConstantinopleでは、改めてコンセンサスアルゴリズムをPoWからPoSに変更するための準備と、セキュリティ強化のためのマスキングが行われる予定ですが、2018年9月現在ではまだ完了していません。

4.Serenity(セレニティ):2018年予定

イーサリアム最後のアップデートがSerenityであり、コンセンサスアルゴリズムをPoWからPoSへの移行が完了する予定です。移行する上で、「Casper」と呼ばれる独自のアルゴリズムを採用し、最初にPoWとPoSを並行し、その後PoSに完全に移行する計画です。

以上の4段階のアップグレード完了により、スケーリング問題、トランザクション(送金や決済)の速度向上、手数料高騰問題の解決の実現が見込まれています。

イーサリアムの今後の需要と課題

アップデートの進展は当初の計画に対して遅れており、2018年8月31日に行われた開発者ミーティングにおいてPoWからPoSへの移行を1年先延ばしとする決定がなされ、アップデートの更なる遅れが懸念されています。しかし、マイニング報酬が従来の3ETHから2ETHへの減額が決定し、マイナーの売り圧力の軽減が予想されるために価格にとってはポジティブと言えます。

同じ分散型アプリのプラットフォームプロジェクトである「EOS」がイーサリアムと比較されます。EOSは取引スピードが早く、取引手数料も無料であることから人気を獲得しており、DAppsのユーザー数では時間帯によってはOESがイーサリアムを上回ることもあります。また、DEX(分散型取引所)の「Boncor」はイーサリアムに続いてEOSネットワークへの対応の計画を発表するなど、EOSとの競争も意識されてくるでしょう。上述のアップデートが更に遅れを取る事態となれば、EOSとの実需競争においても影響を与える可能性があります。

格付け会社Weiss Ratings「5年以内にビットコインはイーサリアムに抜かれる」と予想

格付け会社のWeiss Ratings.LLCは2018年9月、「ビットコインが1つの才能しかないのに対し、イーサリアムは優れたブロックチェーン技術に裏付けられた実用性を持つ」とし、「5年以内にビットコインは市場シェア50%を失い、イーサリアムに抜かれる。」の予想を発表しました。

しかしその一方で、「5年以内にイーサリアムのようなプラットフォーム(必ずしもイーサリアムではない)が市場を支配する。」「イーサリアムは利便性と柔軟性が高いと感じているが、そのプロジェクトが支配するのか予想は困難。」とも発表しており、注目を集めました。

高い評価を得ており、あとは開発の進捗次第
実需面、価格面で高い評価を受けているものの、アップデート計画において当初の予定から遅れをとっています。同じ分散型プラットフォームのプロジェクト「EOS」と比較されることもあり、特に送金スピードや手数料の点では後塵を拝しており、イーサリアムが抱えるスケーラビリティ問題の解決のためにもアップデートの進展が待たれます。企業側からは高い評価を受けており、提携・連携する事案が増えているだけに、あとは開発の進展次第で価値を大きく伸ばせるかが決定づけられるでしょう。

イーサリアムの信用性、実現性

イーサリアムの開発者・開発メンバー

■VITALIK BUTERIN(ヴィタリク・ブテリン)

 

 

イーサリアム開発者。1994年ロシア生まれ。2011年、17歳の時に父から紹介されてビットコインを初めて知り、ブロックチェーンと仮想通貨の技術に出会います。その技術とポテンシャルに感銘を受け、2011年9月には「ビットコインマガジン」を創刊します。その後もブロックチェーンの考察を続け、大学生時代には1週間当たり30時間以上もの時間をビットコイン関連のプロジェクト参加に充てるなど、ブロックチェーン技術の知識を深めてきます。

その過程で、それまでのブロックチェーンのプラットフォームには無かった、様々な目的で使えるプラットフォームの必要性を感じて開発に着手。2013年11月、弱冠19歳の時にイーサリアムのホワイトペーパーを作成し公開します。2014年にはICOを実施し、約16億円の資金調達に成功しました。現在においてもイーサリアムの開発をリードしています。ウェブサイトツイッター

 

■JOSEPH LUBIN(ジョセフ・ルービン):イーサリアム共同創設者。ソフトウェア開発を手掛けるConsenSys社創設者でもあります。プリンストン大学を卒業後は、ソフトウェアエンジニアとして多数のプロジェクト経験を持ち、その後は米大手証券ゴールドマン・サックス証券でソフトウェア開発の他、暗号通貨関連の業務を経験します。そして、2014年1月にヴィタリク・ブテリン氏が開発を進めていたイーサリアムのプロジェクトを共同創設。同氏が経営するConsenSys社では多くの企業と連携して、ビジネス利用のプロジェクトを支援しています。

 

■Gavin Wood(ギャビン・ウッド):元イーサリアム開発者で、主にテクノロジーサイドの開発を担当。マイクロソフトなどで製品開発などの経験を持ち、2013年にヴィタリク氏と出会い、イーサリアムCTO(最高技術責任者)に就任イーサリアムの「イエローペーパー」作成や、独自のプログラミング言語「Solodity」の開発を主導し、イーサリアムの基礎的な開発の立役者と言える人物です。2016年にイーサリアムプロジェクトから脱退しており、その後は複数の企業で仮想通貨関連の創設や助言を行い、ブロックチェーンの研究開発を続けています。

※イエローペーパー:ホワイトペーパーとは別で、主にイーサリアムのテクニカル概要が記載されている文章。

 

■Charles Hoskinson(チャールズ・ホスキンソン):元イーサリアム開発者で、CEO(最高経営責任者)も務めた人物ですが、イーサリアムの開発を進めるに当たり「営利団体」か「非営利団体」のいずれの組織とするかで意見が対立し、ヴィタリク氏が「非営利団体」とする事を決定したことから2014年にイーサリアムから脱退しました。ビジネス面の開発者で、法人設立や運営面を担当していました。

イーサリアムの提携企業や提携者

イーサリアムの企業との提携で最も注目されているのは、イーサリアム企業連合「EEA(Enterprise Ethreum Alliance)」です。イーサリアムのブロックチェーンのビジネス面での活用を進めていこうという組織で、マイクロソフトインテルJPモルガンなど世界でも高い知名度を持つ31社により設立されました。イーサリアムの特徴である「スマートコントラクト」を活用することで供給するサービスの所有権移転や対価の受け渡しにおける時間的ギャップの解消につながり、また、非中央集権的で契約書が不要なため管理コストの削減につながると期待されています。日本企業でもトヨタ自動車KDDINTTデータなどの大手企業が参画しており、2018年9月時点では世界で500社以上の企業が参画しています。

個別企業との提携で注目されているのが、AmazonConsensysと提携し開発を進めているブロックチェーンサービス「kaleido」です。Amazonは、企業向けにプラットフォーム構築サービス「Amazon Web Service(アマゾン・ウェブサ・ービス)」を提供していますが、「Kaleido」は企業に更なるメリットをもたらします。「Kaleido」とは、企業向けに改良されたイーサリアムのプライベートブロックチェーンで、利用する企業は仮想通貨の知識が無くともブロックチェーンの利用を可能とし、カスタマイズが簡単にできます。今後「Kaleido」が企業間で普及していく事で、エンドユーザー向けのブロックチェーンを活用したサービスの提供が期待されます。

実需拡大に向けて足場を固めるフェーズ。
イーサリアム初期の開発メンバーの一部は方針の違いから脱退しましたが、イーサリアムの構想を練り開発を主導してきたヴィタリク・ブテリン氏の元、活発な開発コミュニティも機能しており、遅れを見せながらも開発は着実に進展しています。特に「イーサリアム企業連合」の加盟社数は増加の一途で、Amazonなど大手企業との連携事案でも実用化を期待させるニュースが増えています。特に「Amazon Web Service」は既に企業向けに利用されているプラットフォームであり、ここに実装されることで実需拡大への大きな弾みになるでしょう。

イーサリアムの口コミ、評判

イーサリアムについての有名ブロガーやインフルエンサーなどの評価・評判・口コミ

スマートコントラクトの技術は凄い!
★★★★★

デジタルコンテンツから株式などの所有権を非中央集権的な仕組みで実現できる。将来的には国や自治体まで不要になるのでは。


イーサリアムはビットコインより優れている!
★★★★★

ビットコインは送金履歴をブロックチェーンに書き込むだけだが、イーサリアムはスマートコントラクトがある。まだ完成形ではなくこれからアップデートが予定されているが、完成形になるころにはビットコインの時価総額を抜いていると思う。

イーサリアムについてのtwitterなどでのみんなの評価・評判・口コミ

ICOのプロジェクトのETH売りが心配
★★★☆☆

ICOのプロジェクトが大量のイーサリアムを保有しているので、当面は売り圧力につながって価格上昇は難しいのでは?長期的には買い場とは思う。


アップデートの遅れが気になる
★★★★☆

アップデートが予定通りに進まないにしてもきちんと実行されるかどうかが不安。だけど、完成形のイーサリアムをこの目で見てみたいし、その時の価格にも期待しています。

イーサリアムの取引ができるおすすめ取引所

1位リキッド(Liquid)

国内取引所の中では取引高2位世界の全取引所の中でも20位台に入りビットバンクの後を追うLiquid。旧取引所名は「Quoinex」で、新たに「Liquid by Quoine」として誕生しました。イーサリアムの取引高は24時間で約7億3,000万円と国内取引所の中ではトップです。イーサリアムは円建ての「ETH/JPN」で板取引が可能で、スプレッドは調査時点では約0.3%。ビットバンクよりスプレッドは大きいものの、流動性の点ではLiquidが勝ります。

Liquidの株主にはSBIインベストメント、ベンチャーキャピタルのジャフコやB DASHベンチャーズ、インターネット関連企業のデジタルガレージから出資を受けており、資本金は約20億円。創業者兼代表取締役の栢森氏は運用資産総額12億ドルを超えるベンチャーキャピタルでのシニアディレクターや、ソフトバンクグループのシニアバイスプレジデントを歴任。社外取締役には三菱UFJフィナンシャル・グループ元代表取締役副社長で金融庁顧問の田中氏を迎えており、コンプライアンスを意識した陣容であることも伺い知ることができます。

顧客資産である仮想通貨は100%コールドウォレットで保管マルチシグにも対応しハッキング対策には注力しています。出金については4段階のステップを設けることで不正な出金を未然に防ぐ対策も導入するなど、セキュリティ対策にも注力しています。

2位ビットバンク(bitbank)

国内取引所の中では出来高トップで、特にリップル(XRP)の取引高は24時間で約140億円と断トツ。世界の全取引所の中でも取引高は20位前後に入る国内最大の取引所です。イーサリアムの取引高は24時間で約9,000万円とビットフライヤーには劣るものの、板取引が可能でスプレッドは約0.2%と小さく、手数料無料で取引する事ができます。日本円では取引することはできず、「ETH/BTC」のみであることがネックです。

セキュリティ面でも評価は高く、オフラインのコールドウォレットで仮想通貨を保管しマルチシグ対応でハッキング対策も万全。ビットコインセキュリティ専門企業BitGo社とも提携し常時インターネットに接続されているホットウォレットの安全性も高い水準で確保されています。

3位ビットフライヤー(bitFlyer)

国内取引所の中で取引高3位につけるのがビットフライヤー。上場通貨ペア合計の取引高ではビットバンクの後塵を拝すも、イーサリアムの取引高は24時間で約4億7,000万円と国内取引所では2位に入ります。経営陣は大手証券会社ゴールドマン・サックス証券出身者で占められており、株主には三菱UFJ銀行系や三井住友海上系のベンチャーキャピタルや電通、日本経済新聞系列のQUICKなどの大手企業が連ねており、資本金は国内取引所の中で最も潤沢な約41億円と経営の安定感は抜群です。

イーサリアムを取引するに当たって注意が必要なのが、「Lightning現物」と「販売所」に分かれている点です。前者が手数料として「約定数量×0.2%」必要ですが、後者は手数料は無料ですがスプレッドが7.5%前後開いており、これが実質的な手数料となります。7.5%を手数料として考えると極めて高い部類に入りますので、販売所を利用する際は注意が必要です。

また、「Lightning現物」は日本円では取引することはできず「ETH/BTC」のみ、「販売所」では日本円で取引可能ですがスプレッドが大きい点がネックです。(2018年9月現在、金融庁の指導から新規登録を自粛しているため、再開を待つ必要があります。)

イーサリアムの購入方法

・国内取引所

ビットフライヤー、コインチェック、ビットバンク、リキッド、ビットポイント等、大部分の取引所でイーサリアムを取引する事ができます。しかし、日本円で取引できる「ETH/JPY」の通貨ペアを扱う取引所はLiquidなどに限定され、ビットバンクでは「ETH/BTC」のみ、ビットフライヤーでは「ETH/JPY」はスプレッドが大きい販売所での取引に限定されます。

日本円建ての「ETH/JPY」の場合は、取引所の口座に日本円を入金すれば、そのまま取引する事ができます。対して「ETH/BTC」の場合は、いったん日本円を入金してビットコインを購入した上で取引することができます。

・海外取引所

海外取引所では日本円建ての「ETH/JPY」の通貨ペアは扱っていませんので、まず国内取引所でビットコイン等の仮想通貨を購入し、海外取引所で送金する必要があります。

ビットコイン建ての「ETH/BTC」は取引高は大きく、流動性の懸念はありませんので、ビットコイン建ての通貨ペアを選択する事が無難でしょう。Binance(バイナンス)、OKEx(オーケーイーエックス)を含め海外の大手取引所では大抵取り扱っています。

まだ希少な通貨ペアとして、ビットコインキャッシュ建ての「ETH/BCH」はCoinEx(コインエクスチェンジ)で取り扱っています。

イーサリアムのおすすめ保管方法(ウォレット)

デスクトップウォレット(Mist、MyEtherWallet、MetaMaskなど)

PCで利用できるのがデスクトップウォレットで、ウォレットを無料でインストールして利用できる手軽さがあります。仮想通貨の保管から送金、受信まで操作に慣れてしまえばとても利便性の高いウォレットです。

ただ、デメリットとしてはオンラインで保管することになりますので、セキュリティのリスクがある点です。取引所でハッキング被害に遭うケースも、オンラインのホットウォレットで保管している通貨がほとんどですが、デスクトップウォレットも同様にオンラインで保管することになりますので、セキュリティのリスクがあることは理解したうえで利用するべきでしょう。

加えて一つのデスクトップウォレットに1つの仮想通貨しか対応しておらず、複数の仮想通貨を保管する場合は、複数のデスクトップウォレットをインストールする必要がありますので、手間がかかるうえにメモリを食ってしまうというデメリットもあります。

モバイルウォレット(Coinomi、Jaxx、HB Walletなど)

「デスクトップウォレット」がPCで仮想通貨を保管するのに対して、「モバイルウォレット」はその名の通りスマートフォン向けのモバイルウォレットアプリで保管する事ができます。「デスクトップウォレット」とは異なり、アプリ内で管理できるためどこでもアクセスする事ができ、また、「Coinomi」や「Jaxx」など多くのモバイルウォレットが開発・提供されており選択肢が多いことも特徴です。

しかし、スマートフォンが故障したり、紛失した場合はアクセスできなくなり、最悪のケースではモバイルウォレットで保管していたすべての通貨を失ってしまう恐れもあります、バックアップを取っておくことは必須です。同様に注意したいのは詐欺アプリ。こちらも最悪のケースでは悪意のあるアプリ提供者によって保管している仮想通貨を盗まれてしまうという可能性も否定できません。利用するウォレットの選択の段階から慎重に行う必要があります。開発企業やレビューなど確認して選ぶようにしましょう。

ハードウェアウォレット(Trezor、Ledgerなど)

ハードウェアウォレットと呼ばれるもので、USBケーブルでPCに接続して使用するタイプのウォレットです。『Trezor』や「Ledger』が普及しています。仮想通貨を管理する際、送金・受信など管理する際に必要な秘密鍵をインターネットから隔離したオフライン状態で保管することができ、高い堅牢なセキュリティで仮想通貨資産を保護することができます。

調査時点では『Ledger』は30種類の仮想通貨、『Trezor』は15種類の仮想通貨に対応しています。『Leder』は『MyEtherWallet』などウェブウォレットと連携することで対応通貨を増やすことができ、拡張性の面では優れています。尚、使用するにあたり秘密鍵やリカバリーフレーズの厳重な保管は必須です。紛失した場合、保管している仮想通貨を取り出せなくなる可能性があります。また、中古品を購入したことでハッキング被害が発生しているようですので、ご利用の際は新品を購入されることをお勧めします。

価格、実需ともにアップデートの進捗がカギを握る

「スマートコントラクト」が高く評価されて将来性が期待されるイーサリアムですが、今後実需を伸ばして価値を向上させていくにはアップデートの進捗が影響するでしょう。企業との提携・連携の事例や、イーサリアム企業連合の加盟社数は増加していることもあり企業側からは一定の評価を獲得していますが、今後はEOSとの競争も意識されてくることでしょう。

価格面では低迷が続いたことで2018年9月時点では時価総額3位のリップル(XRP)に肉薄されており、1位を独走するビットコイン(BTC)には依然として大きく差を開けられたまま。価格に対してポジティブなニュースは見られているものの、やはり本質的には開発の進展という材料が欠かせません。今後、実需の拡大や普及、価格面に大きく影響するアップデートの進展には特に注意して確認する必要があるでしょう。