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仮想通貨ネム(NEM・XEM)とは?仕組みや特徴、将来性などを徹底解説!

2018.11.22 | folk

日本で人気の仮想通貨「ネム」

みなさん、ネム(NEM)という仮想通貨をご存知でしょうか。時価総額は18位と世界的に見てそれほど高い通貨ではありませんが、国内の取引所で取り扱われていることもあり、日本で人気の高い仮想通貨です。多くの芸能人が保有していることでも注目を集めています。さらに国内取引所Zaifを運営しているテックビューロ社のCEO朝山氏がネムの運営母体である「NEM財団」の理事を務めていたり、ネムの開発チームの一人に日本人がいたという噂もあり、何かと日本に縁のある通貨と言えます。

ここではネムの特徴や将来性、さらにはおすすめの取引所やウォレットについて詳しく解説します。

ネム(NEM)とは?

ネムは2015年に公開された日本人に人気の仮想通貨です。2018年1月に発生した国内取引所「Coincheck」のネム流出事件をきっかけに、これまで仮想通貨についてあまり知らなかった方からも注目を集める結果となりました。ちなみに本事件はCoincheckのセキュリティ体制の不備が原因で起きたハッキング被害であり、ネムのセキュリティ自体に不備は認められていません。

ここではネムの基本情報と主な特徴についてチェックしていきます。

通貨概要(2018年9月26日時点)

ネムの基本情報 内容
通貨名 NEM
通貨コード XEM
時価総額 ¥95,745,275,280
発行上限量 8,999,999,999 
現在の流通量 8,999,999,999 
コンセンサスアルゴリズム PoI(Proof of Importance)
ブロック認証サイクル 約1分
ソースコード https://github.com/NemProject
公式サイト https://nem.io/
公式twitter https://twitter.com/nemofficial/
ホワイトペーパー https://www.nem.io/wp-content/themes/nem/files/NEM_techRef.pdf
主な取り扱い取引所 国内取引所:DMM Bitcoin、Zaif
海外取引所:Binance、Bittrex、Poloniex

ネム(NEM)は「New Economy Movement」の略称で、「新しい経済活動」を意味します。分散化、金銭の自由、機会の平等を原則とし、新しい経済を創造することによって個人に力を与えることを目指すプロジェクト、およびそのプロジェクトで利用される仮想通貨です。すでに発行上限量のすべてが投資家などに配布されており、今後新規発行されることはありません。従って、新規に発行されるコインが報酬となるビットコインなどとは異なり、ユーザーが支払う取引手数料がネムの報酬になります。

ネムの最大の特徴は、仮想通貨取引の正当性を合意する方法(=コンセンサスアルゴリズム)にPoI(Proof of Importance/プルーフオブインポータンス)という独自の方法を採用している点です。ビットコインやイーサリアムなどで採用されているコンセンサスアルゴリズムでは、多額の設備投資や大量の電力消費を伴ったり、多くの仮想通貨を保有する人が報酬を得る仕組みになっているため、財力を持った人に富が集中してしまうという問題点があります。その問題を解消すべく生み出されたのがPoIで、これはビットコインなどが持つ「富の集中化」という問題を解決します。

またネムでは独自トークンが発行できることも特徴です。独自トークンの発行には「ネームスペース」というネムの独自機能を利用します。ネームスペースはインターネットの「ドメイン」のような位置づけで、すでに取得されているネームスペースは他の人が利用することはできません。そしてこのネームスペース上で発行されるトークンをモザイクと言います。ネムではプログラミング不要でこのモザイクを発行できるため、多額の設備投資をせずに独自トークンを発行してみたい企業や個人の間で注目を集めています。

ネムの総合評価

項目 評価 コメント
実用性 ★★★★☆ カタパルトの実装により、決済サービスへの活用が見込まれる。
将来性 ★★★☆☆ 公式なロードマップが公表されていないため、将来性は他の主要通貨と比較すると少々不安な面もある。
信頼性 ★★★☆☆ 開発チームの詳細が明らかになっていないため、開発チームが公表されている通貨と比較すると信頼性は低め。
実現性 ★★★★★ mijinへのカタパルトが実装されたことにより、ネムへのカタパルト実装も間もなくではないかと期待されている。

ネムのカタパルト(≒大規模アップデート)実装により承認スピードや通貨としての機能性が向上することで、決済サービスへの実用性が高まることが期待されています。ネムとの互換性が高いプライベートブロックチェーン「mijin」へのカタパルトが2018年5月に実装されたことから、ネムのカタパルト実装に対する実現性も高まりました。一方、開発チームの詳細が明らかでなかったり、公式なロードマップが公表されていない点は他の仮想通貨と比較して評価が劣ります。

ネムの実用性、仕組み解説

NEM と XEMの違い

ネムには「NEM」と「XEM」の2種類の表記があります。この2つの違いは何でしょうか?

結論から言いますと、「NEM」は「通貨の名称」、「XEM」は「通貨コード」になります。

通貨コードとは通貨の名称を3桁の英文字で表したものです。ISO4217で国際基準が制定されています。法定通貨の場合、「国コード(2桁) + 通貨名称の最初の1文字」という決まりになっています。例えば日本円の場合、「JP(国コード)+Y(yen)⇒ JPY」 となります。法定通貨ではない金や銀でも通貨コードが採用されており、「X(無国籍) + AU(金)⇒ XAU」と表されます。これを参考にネムの通貨コードは「X(無国籍) + EM(NEM)⇒ XEM」となったのではないかと考えられています。通貨コードの頭文字にXが採用されている仮想通貨は、ネムの他にもリップル(XRP)やモネロ(XMR)があります。

PoI(Proof of Importance/プルーフオブインポータンス)って?

PoI(Proof of Importance/プルーフオブインポータンス)はネムで採用している独自のコンセンサスアルゴリズムです。コンセンサスアルゴリズムとは、仮想通貨取引の正当性を合意する方法です。ビットコインやイーサリアムなどで採用されている代表的なコンセンサスアルゴリズムにはPoW(プルーフオブワーク)やPoS(プルーフオブステーク)があります。これらのコンセンサスアルゴリズムでは多額の設備投資と大量の電力消費を伴ったり、多くの仮想通貨を保有する人が報酬を得る仕組みになっているため、財力を持った人に富が集中してしまうという問題点があります。

一方、PoIでは重要度の高いユーザーほど報酬が多く得られる仕組みです。この重要度は「ネムの保有量」「取引頻度」「取引量」などの指標をもとに総合的に判定されます。ネムを多く保有している人だけではなくネムの流動性を高めてくれたユーザー、つまりNEMネットワークへの貢献度が高いユーザーに多くの報酬が支払われる仕組みとなっています。ビットコインのPoWのように専用のマシンを必要としたり大量の電力が消費されることはありません。またイーサリアムなどのPoSのように仮想通貨の保有量だけで報酬が決定するわけではないので、一部の財力をもったユーザーに報酬が偏らないといったメリットがあります。

マイニングではなくハーベスティング

ネムでは前述したPoIによって報酬を得ることを「ハーベスティング」と言います。ビットコインのPoWにおける「マイニング」と同じ位置付けです。

ハーベストを行うには「Nano Wallet」というネムの公式ウォレット上に10,000XEM以上の既得バランス(Vested Balance)が必要です。既得バランスとはハーベストを行うための有効なネムの残高のことです。Nano Walletにネムを送金して6時間後から1日ごとに10%ずつ増えていき、既得バランスが10,000XEMに到達するとハーベスティングが可能になります。以上の条件を満たしていてNano Walletで必要な設定を行っていれば、特に何の作業もせず報酬を得ることができます。

ハーベスティングには「ローカルハーベスティング」と「デリゲート(委任)ハーベスティング」の2種類があります。

ローカルハーベスティングは、自らハーベスティングを行う方法です。ハーベスト中は常に自身のPCを稼働させておくことで、取引の承認権が回ってきた際にそのPCで自動的に承認作業が行われ報酬が得られます。取引の承認権が回ってくる確率は前述したPoIで判定される「重要度」に比例します。

デリゲート(委任)ハーベスティングはスーパーノードと呼ばれる特別なユーザーにハーベスティングを委任して報酬の一部を配分してもらう方法です。デリゲートハーベスティングではスーパーノードに手数料を支払う必要がありますが、PCの電源を切っていてもハーベスティングができる便利な方法なため、個人でネムのハーベスティングを行う場合の多くはデリゲートハーベスティングで行われています。ちなみにネムのスーパーノードになるには、3,000,000XEM以上の保有など厳しい条件をクリアする必要があります。

カタパルトとは?

ネムには「カタパルト」という大きなイベントが控えています。カタパルトは、Zaifを運営するテックビューロ社が開発した「mijin」という「プライベートブロックチェーン」に新たな改良・改修を加えることを目的としたプロジェクトです。つまりmijinの大規模アップデートを意味します。mijinはすでに300社以上で採用されており、様々な分野で実証実験が行われています。

mijinはネムのプロトコル(ネットワーク上でデータを通信するための手順や規約のこと)を活用しているため、ネムとの互換性が高く、mijinに施されたカタパルトはネムにも実装しやすいという特徴があります。すでに2018年5月にmijinへのカタパルトは実装済みですが、2018年以降にネムのパブリックブロックチェーンへの実装も予定されています。

ネムにカタパルトが実装されることにより、以下の機能が追加されます。

  • 承認スピードの向上
  • マルチレベル マルチシグ
  • アグリゲート トランザクション(複合トランザクション)

現在ネムの承認スピードはすでにビットコインの10倍の速さがありますが、カタパルトによってさらに承認スピードは向上します。カタパルトの実装により毎秒4,000件のトランザクションを処理できるようになると言われています。承認スピードが速いことで知られているリップルが毎秒2,000件ということを考えると、この承認スピードは圧倒的です。

「マルチレベル マルチシグ」はブロックチェーンのセキュリティを向上させる技術です。マルチシグは取引などの承認の際に複数の秘密鍵を必要とします。マルチレベルマルチシグはそのマルチシグを階層化することによって、今まで以上にハッキング被害のリスクを軽減することができます。さらに階層化の仕組みを利用することにより、企業内での稟議や意思決定プロセスなどへの活用も期待されています。

「アグリゲート トランザクション(複合トランザクション)」とは、関連のある複数のトランザクション(取引)を一つにまとめて同時に処理できる技術です。イーサリアムが得意とする「スマートコントラクト」の一種とも言われています。アグリゲートトランザクションでは、取引に関係するすべての人の署名が揃った時に同時に決済が完了します。たとえば「①AさんがB店にネムを支払って買い物をし、②B店はAさんにポイントを付与する」といった取引の場合、AさんとB店の署名が揃った時点で①と②が同時に処理されます。このアグリゲートトランザクションを利用することにより、信頼できる第三者を仲介しなくても安全に代金の支払いとポイントの付与が行える、ポイント集計や付与のための事務作業やシステム構築が不要になる、ポイントが付与されるまでの時間を短縮できる、などのメリットが生まれます。

パブリックブロックチェーンとプライベートブロックチェーン

ブロックチェーンには大きく分けて「パブリックブロックチェーン」と「プライベートブロックチェーン」の2種類があります。パブリックブロックチェーンとプライベートブロックチェーンの違いは、「取引の承認作業を誰が行うか」です。

パブリックブロックチェーンとは、特定の管理者が存在しないブロックチェーンのことです。ネットワークへの参加者が制限されていないため、不特定多数のユーザが承認作業を行うことが可能です。パブリックブロックチェーンは取引の透明性が高いため、データの改ざんがされにくいというメリットがあります。ネムやビットコインなどの仮想通貨で採用されているブロックチェーンの多くはパブリックブロックチェーンです。

一方プライベートブロックチェーンとは、ある特定の組織内で管理されるブロックチェーンのことです。特定の管理者を持たないパブリックブロックチェーンと異なり、プライベートブロックチェーンでは取引の承認者が限られているため、承認スピードが速いといったメリットがあります。また管理者が取引情報の公開を制限できることからプライバシー保護という観点でも優れているため、主に金融業界での活用が期待されています。

ネムのメリット、デメリット

ネムのメリットは、多額の資金を投入しなくても報酬が得られるという点です。また今後、ネムのパブリックブロックチェーンへカタパルトが実装されることにより、承認スピードやセキュリティ向上などネムのさらなる機能性の向上が期待できます。一方、ネムのデメリットはPoI(Proof of Importance)が「富の集中化」を完全に解決しきれていない点です。前述したとおりPoIで報酬を得る基準となる重要度は「ネムの保有量」「取引頻度」「取引量」によって判定されるため、結局のところある程度の財力は必要になります。PoWやPoSと比較すると富の集中化は軽減されているように見えますが、富裕層に富が集中する懸念は依然残されていると言えるでしょう。

主な特徴まとめ
  • コンセンサスアルゴリズムにPoIの採用
  • カタパルト実装によるネムの機能性向上が予定されている

ネムの将来性

ネムの現在の価格

coin market capのAPIで現在の価格が見られるものを入れる(これは編集側でやるのでとばして大丈夫です)

ネムの価格の推移

ネムのチャート分析

上記のチャートからもわかるように、ネムでは2017年12月から2018年1月末にかけて大きな価格変動が3回ありました。それぞれの要因についてチェックしていきましょう。

①2017年12月上旬

中国のメッセージングアプリ「WeChat」とネムの提携が噂されたことにより、価格が上昇しています。WeChatはアクティブユーザーが10億人を超える世界でも主要なメッセージングアプリで、日本でいうLINEのようなサービスを展開しています。しかし実際には、ネムを友だち同士で送金できるWeChat内のアプリがネム以外の第三者によって開発されただけで、WeChatとネムが提携したという事実はありません。

②2017年12月下旬~2018年1月上旬

ネムを取り扱っている国内取引所「コインチェック」のCM放映により日本人の知名度が向上したこと、2018年のカタパルト実装への期待感、仮想通貨市場全体の価格暴騰 など複数の要因で価格が高騰しました。

③2018年1月中旬~下旬

2018年1月中旬から下旬にかけてネムの価格が断続的に下落しています。2017年12月に高騰しすぎた反動で価格が下落しているところに、「韓国、中国の仮想通貨規制」「海外取引所 Bitconnect の閉鎖」「コインチェックのネム流出事件」など多くのマイナス要因が重なったことが要因と考えられます。これはネムだけでなく仮想通貨市場全体に影響を及ぼしています。

ネムのロードマップ

ネムでは公式のロードマップが発表されていませんが、2018年以降に実装が予定されているカタパルトが直近の大きなイベントです。ネムのカタパルト実装により、承認スピードの向上やスマートコントラクト機能の追加といった機能性の向上が注目されています。2018年5月にmijinへのカタパルトが実装されたことによりネムへのカタパルトも2018年中に実装されるのではないかという期待が高まっていますが、具体的な実装時期については明らかになっていません。

ネムの今後の需要と課題

ネムへのカタパルトが実装されれば、承認スピードもこれまで以上に向上しセキュリティや機能性も高まるため、決済サービスなどでの需要が増加することが予想されます。一方、他の通貨との差別化という点での課題もあります。承認スピードの速さはリップル、スマートコントラクト機能や独自トークンの発行ではイーサリアムといった競合通貨が存在します。カタパルトの実装以降はこれらの通貨との差別化を進められることが価格向上の大きな鍵になるでしょう。

まとめ
  • カタパルト実装による機能性向上に注目が集まる
  • カタパルト以降の動向が今後のポイント

ネムの信用性、実現性

ネムの開発チーム・開発メンバー

ネムの開発チームは2015年に「utopianfuture」というハンドルネームで公表されていますが、実際のメンバーについては明らかになっていませんが、当初開発チームの一人に日本人メンバーがいたということで、ネムが注目を集めるきっかけにもなりました。ネムの開発チームはテックビューロ社と共同でプライベートブロックチェーン「mijin」の開発に携わったことでも知られています。2018年4月にはウェブサービス「medium」に、ネムのコア開発者の一人とされるBloody Rookie氏のインタビュー記事が投稿されていますが、経歴などの詳細は不明です。開発チームの透明性の高さはその通貨の信頼度にも影響するため、ライトコインやイーサリアムなど開発チームの透明度が高い通貨と比較するとやや信頼度は劣ると言えます。

ネムの提携企業

ネムの提携企業については、mijinの開発に携わるテックビューロ社が有名ですが、それ以外の提携先も増えてきています。2018年2月にはバーレーン王国のフィンテック企業「Sadad」がネムのUAEチームにパートナーシップを要請したことが明らかになりました。SadadではすでにペーパーウォレットやQRコードを通じてビットコインの購入を支援しており、同様にネムの購入の支援も目指しているようです。さらにSadadが提供するウォレット内にネムの公式ウォレットである「nanowallet」を組み込むことも計画しています。また直近ではニュージーランド企業との提携が続いています。2018年7月にニュージーランドの地域促進企業「Mana Labs」、2018年8月にはニュージーランドの取引所「Easy Crypto」との提携が発表されています。日本人に人気があることで注目されているネムですが、国外の企業との提携も進んでいることは今後の価格上昇の好材料と言えるでしょう。

まとめ
  • 開発チームの詳細は不明だが、メンバーに日本人がいたことでネムの注目度が高まった
  • 日本国外の企業との提携も進んでいる

ネムの口コミ、評判

ネムについての著名人の発言やTwitterなどでの口コミ・評判を下記にピックアップしました。著名人ではホリエモンで知られる堀江貴文氏がネムの独自トークン「mosaic」について注目しているような発言がみられました。一般ユーザーのコメントでは、ハーベスティングに対するポジティブな評価がある一方、カタパルト以降の計画が明らかになっていないことを不安視する意見もあります。

ネムについての著名人の評価・評判・口コミ

ホリエモン(堀江貴文氏)
★★★★☆

オフィシャルのホリエサロンNEMmosaicつくってみよーかなー


テックビューロ社CEO 朝山貴生氏
★★★★★

私的には、2018年はNEMが花咲く年であると考えています。

ネムについてのtwitterなどでのみんなの評価・評判・口コミ

ハーベスティングが魅力!
★★★★☆

ネムを購入するなら、10,000XEM以上保有しておくと報酬が貰えますよ。


カタパルト以降は?
★★★☆☆

長期的な好材料になるような情報がほしい。カタパルト後のロードマップが発表されればなぁ。

ネムの取引ができるおすすめ取引所

1位.DMM Bitcoin

インターネット関連のサービスを展開するDMMグループ傘下の国内取引所です。アルトコインのレバレッジ取引ができることが最大の特徴です。PC画面もアプリもシンプルなデザインで、初心者でも操作しやすいことが評価されています。さらに販売所形式なので、板取引を行うことなく簡単に仮想通貨が購入できます。ネムではレバレッジ取引にのみ対応しています。取引手数料は無料ですが、スプレッド(購入価格と売却価格の価格差)があるためレートは割高です。

3位.Binance(バイナンス)

Binanceは世界最大規模の海外取引所です。Binanceの特徴は取引手数料の安さです。基本手数料は0.1%ですが独自トークンBNB(バイナンスコイン)の利用で半額の0.05%で取引できます。海外の取引所であるため取引所形式(板を利用した取引)となり日本語にも対応していませんが、スマートフォン用のアプリが使いやすいと評判です。日本円では決済できないため、ビットコインなどの仮想通貨を送金する必要があります。

3位.Zaif(ザイフ)※現在、複数の通貨の入出金と決済サービスを停止中です

Zaifはテックビューロ株式会社が運営する日本の仮想通貨取引所です。5種類の仮想通貨の他に、10種類の珍しいトークンが取引できることが特徴です。Zaifには取引所と販売所(簡単売買)があり、どちらでもネムの取引ができます。Zaifの取引所における取引手数料はmaker(指値注文)とTaker(成行注文)の2種類があります。ネムの場合、Taker(成行注文)手数料は0.1%、maker(指値注文)は無料で取引ができます。板取引に慣れている方は、maker(指値注文)でお得に取引してみましょう。

現在Zaifでは仮想通貨の流出事件の影響で、複数の通貨の入出金と決済サービスを停止しています。今後の対応方針とサービス再開について最新情報をチェックしておきましょう。

ネムの購入方法

ネムを購入するためには、まず仮想通貨取引所に口座を開設する必要があります。仮想通貨の取引が初めての場合は国内取引所に口座を開設して、日本円を入金しましょう。国内取引所では日本円でネムを購入することができます。国内取引所で仮想通貨を購入するためには、本人情報の登録や本人確認資料の提出が必要です。スムーズに口座開設ができるよう、口座開設に必要な情報や書類を事前に確認しておきましょう。

もしビットコインなど他の仮想通貨を持っている場合は、その仮想通貨を取引所に送金することでネムを購入できる場合があります。ネムを購入できる仮想通貨は取引所によって異なるので、ご自身が持っている仮想通貨がネムの購入に対応しているか事前に確認する必要があります。

ネムのおすすめ保管方法(ウォレット)

ウォレットとは

仮想通貨を安全に保管するには個人ウォレットの利用をおすすめします。ウォレットとは仮想通貨を保管するお財布のようなものです。ウォレットには大きく分けて下記の4種類があり、下にいくほどセキュリティは高まります。取引所ウォレット以外を個人ウォレットと呼びます。

  • 取引所ウォレット:取引所ウォレットのセキュリティが最も低い理由は、常にハッキングや経営破綻のリスクに晒されているためです。取引所はユーザーから預かっている仮想通貨を安全に保管するために、二段階認証・コールドウォレット・マルチシグ・顧客資産の分別管理などさまざまなセキュリティ対策を講じていますが、それでも完全にリスクがないとは言い切れません。
  • ウェブウォレット:ウェブウォレットは、インターネット上で仮想通貨を保管するウォレットです。IDとパスワードの登録で簡単に作成することができます。しかし、インターネット上で作成されるウォレットであるためハッキングのリスクがあります。また、ウェブウォレットでは偽のサイトに誘導してパスワードや秘密鍵などを盗むフィッシング詐欺も横行しているようなので注意が必要です。
  • ソフトウェアウォレット:ソフトウェアウォレットは、自身のパソコンやスマートフォンなどの端末にソフトウェアをダウンロードして仮想通貨を保管するウォレットです。ウェブウォレットと同様、簡単に設定ができます。ダウンロードした先のパソコンなどがハッキングされたりウィルス感染しない限り資産が流出することはないので、インターネット上で秘密鍵やパスワードを入力するウェブウォレットより安全です。しかし、これもダウンロードしたソフトウェアがウィルスに感染していたり、パソコンの故障などで資産が紛失してしまうリスクはあります。
  • ハードウェアウォレット:最もセキュリティが高いウォレットがハードウェアウォレットです。ハードウェアウォレットでは、手のひらサイズの小さな端末に秘密鍵の情報が保管されます。オフラインで管理されるものなので、ハッキングの心配がありません。万が一、ハードウェアウォレットが故障しても、購入時に付属しているアクティベーションキー(端末を利用するライセンスを保有していることを証明するキー)さえメモしておけば、新しいハードウェアウォレットに入力することで復元可能です。ウェブウォレットやソフトウェアウォレットは無料のものが多いですが、ハードウェアウォレットは1万円~2万円前後で購入しなければならないというデメリットがあります。

ネムのウォレット

ネムの保管ができるウォレットを下記にピックアップしました。上記で説明したそれぞれの特徴を踏まえ、ご自身にあったウォレットを利用しましょう。

Nano Wallet

種類 ソフトウェアウォレット
特徴 ネム公式サイトが推奨しているデスクトップウォレット。スマートフォン(iOS/Android)にも対応。
価格 無料
日本語対応 あり
対応通貨 ネム
公式サイト https://nem.io/downloads/

TREZOR

種類 ハードウェアウォレット
特徴 小型で持ち運びに便利。USBでパソコンに接続することが可能。
価格 12,900円程度 ※公式サイトからの購入を推奨
日本語対応 あり
対応通貨 ネム、ビットコイン、イーサリアム、ライトコイン、イーサリアムクラシック、ビットコインキャッシュ 他500種類以上
公式サイト https://trezor.io

カタパルトや他通貨との差別化が今後のポイント

日本に関わりの深いネムですが、通貨の特徴や魅力についてご理解いただけたでしょうか。ネムへのカタパルト実装によりさらに需要が高まることが期待されているため、具体的な実装時期がいつになるのかは気になるところです。さらにカタパルト以降のロードマップ発表や競合する仮想通貨との差別化を図ることができれば、長期的に見て価格の向上が期待できる通貨と言えるでしょう。