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仮想通貨Lisk(リスク・LSK)とは?仕組みや特徴、将来性などを徹底解説!

2018.11.22 | folk

分散型アプリケーションのためのプラットフォーム「Lisk」

みなさん、Lisk(リスク)という仮想通貨をご存知ですか?国内取引所での取り扱いがあったり、開発チームのメンバーに日本人がいることでも知られており、比較的日本に馴染みのある仮想通貨です。2018年3月26日には「Lisk Tokyo Meetup」という公式イベントが開催され、Lisk財団のCEO Max Kordek氏 が来日したことでも話題になりました。

ここではLiskの特徴や将来性、さらにはおすすめの取引所やウォレットについて詳しく解説します。

Liskとは?

Liskは分散型アプリケーションを構築するためのプラットフォームです。類似した機能を持つ仮想通貨「イーサリアム」とよく比較される通貨でもあります。

ここではLiskの基本情報と主な特徴についてチェックしていきます。

通貨概要(2018年9月27日時点)

LISKの基本情報 内容
通貨名 Lisk(リスク)
通貨コード LSK
時価総額 ¥41,465,847,933
発行上限量 なし
現在の流通量 110,530,764 
コンセンサスアルゴリズム Delegated Proof of Stake(DPoS)
ブロック認証サイクル 約10秒
ソースコード https://github.com/LiskHQ
公式サイト https://lisk.io/
公式twitter https://twitter.com/LiskHQ
ホワイトペーパー https://github.com/slasheks/lisk-whitepaper/blob/development/LiskWhitepaper.md
主な取り扱い取引所 国内取引所:bitFlyer、Coincheck
海外取引所:Binance、Bittrex、HitBTC

Liskは 分散型アプリケーション(DApps)を構築するためのプラットフォームで、2016年5月に公開されました。Liskのプラットフォームで発行される通貨を「LSK」と言い、取引の承認に対する報酬や取引手数料などに利用されます。「リスク」という響きから「危険」を意味する「Risk」を想像される方もいるかも知れませんが、「Lisk」は「簡単」を意味しています。

DAppsとは「Decentralized Applications」の略称で、特定の管理者が存在しない、ブロックチェーンとスマートコントラクトの技術を用いたアプリケーションのことです。管理者の存在する従来のアプリケーションと異なり、参加者全員でアプリケーションを運営していく仕組みのため、管理者都合でのサービス停止や手数料の搾取がなく、ハッキングのリスクが低いといったメリットがあります。DAppsでは独自のトークンを発行してサービスに利用することも可能です。

Liskの特徴は、スマートコントラクトの開発言語に「JavaScript」を使用していることです。JavaScriptはWebサイトなどで主に利用されている世界的にメジャーなプログラミング言語です。JavaScriptを使えるエンジニアは多いため、開発に参加しやすいといったメリットがあります。Liskとよく比較される通貨「イーサリアム」でもDapps を開発するプラットフォームを提供していますが、イーサリアムではスマートコントラクトの開発言語に「Solidity(ソリディティ)」という独自の言語を使用しているため、開発へ参加する難易度はLiskより高いと言えます。

主な特徴まとめ
  • 分散型アプリケーション(DApps)を構築するためのプラットフォーム
  • スマートコントラクトの開発言語に「JavaScript」を使用

Liskの総合評価

項目 評価 コメント
実用性 ★★★★☆ SDKの配布によってDApps開発への参加者増加が期待できる。
将来性 ★★★★☆ SDKの配布、DEX(分散型取引所)のリリースによりLSKの需要拡大が見込まれる。
信頼性 ★★★☆☆ 開発チームのメンバーは実績ある人物だが、開発スケジュールが遅れがちなことは課題である。
実現性 ★★★☆☆ Lisk Core1.0のメインネットへの移行が8月に完了したことで実現性は増したが、当初のスケジュールから遅延していることは懸念材料である。

SDK(Sidechain Development Kit)呼ばれるDapps開発者向けのツールの配布やDEX(分散型取引所)のリリースが行われることによって、Dappsにおける実用性や通貨としての将来性が高まることが期待できます。また2018年8月にLisk Core1.0のメインネット(本番環境)への移行が完了したことで、懸念されていた実現性も向上しました。一方、SDKの配布など当初のスケジュールから遅れている点は信頼性や実現性という点で課題が残ります。

Liskの実用性、仕組み解説

サイドチェーンとは?

サイドチェーンとは、メインとなるブロックチェーンから派生して作成されるブロックチェーンのことです。メインのブロックチェーンのことを、サイドチェーンに対してメインチェーンと呼びます。Liskではサイドチェーン上にDappsが作成されます。Dapps開発者がプラットフォームを作成するたびにサイドチェーンが増えていく仕組みです。

サイドチェーンのメリットは、ハッキング被害を軽減できる点です。Liskと同様にDappsの構築プラットフォームを提供しているイーサリアムでは、過去に「The Dao」というDapps が受けたハッキング被害の対応として、ブロックチェーンをハッキング被害前の状態に戻すハードフォーク(仕様変更)が行われました。イーサリアムのブロックチェーンにはサイドチェーンが存在しないため、このようなハードフォークが必要とされましたが、サイドチェーンを実装しているLiskでは、万が一Dapps のハッキング被害が発生しても、対象のサイドチェーンをメインチェーンから切り離すことで被害を最小限に抑えることができます。

また、メインチェーンに影響を与えることなくサイドチェーン上で独自の開発を行うことができたり、サイドチェーンを利用することでメインチェーンの処理の負荷を分散できる といったメリットもあります。

さらにLiskでは仮想通貨「LSK」をメインチェーンとサイドチェーン間で移動させることが可能です。ただしサイドチェーン上で発行した独自トークンはメインチェーンへ移すことはできません。

DPoS (Delegated Proof of Stake/デリゲートプルーフオブステーク)って?

DPoSはDelegated Proof of Stake の略称で、Liskの採用しているコンセンサスアルゴリズムです。コンセンサスアルゴリズムとは、仮想通貨取引の正当性を合意する方法です。LiskのDPoSでは、101人の代表者をLSK保有者による投票(Vote)によって選出し、選ばれた代表者が順番に取引の承認を行います。取引承認の報酬は新規に発行されるLSKと取引手数料です。このDPoSによって報酬を得ることをLiskでは「 フォージング(鋳造) 」と言います。ビットコインの「マイニング(採掘)」と同じ位置づけです。

代表者を選出するための投票権はLSKの保有量に応じて割り当てられます。代表者に選ばれた101人に投票した人には、「VOTE報酬」と呼ばれる投票に対するお礼をLSKで得ることができます。これはLiskの公式の制度ではなく、あくまでも代表者が自主的に行っている非公式な慣習です。

ビットコインなどで採用されている代表的なコンセンサスアルゴリズム「PoW(Proof of Work/プルーフオブワーク)」はブロック生成のたびに承認者を選出する必要があるため、大量の電力消費が問題となっています。一方、DPoSでは前述したとおり事前に取引を承認する代表者が決められています。ブロック生成のたびに承認者を選出する必要がないため、PoWより電力消費が抑えられ、さらに取引の承認スピードが速いといったメリットもあります。

Liskのメリット、デメリット

Liskのメリットは、Dappsの構築にサイドチェーンを利用することでハッキング被害を最小限に止めたり、利用者が増加した場合に処理の負荷を分散してスケーラビリティを保つことができる点です。また自らフォージング(鋳造)行わなくても、取引承認の代表者に投票することでVOTE報酬が得られることも魅力の一つです。

一方、サイドチェーンではメインチェーンとは別に承認者を設定する必要があります。このサイドチェーンの承認者はDapps開発者側で用意しなければいけないため、少々手間がかかります。サイドチェーンの承認者が少ない場合、51%攻撃(悪意ある承認者がそのブロックチェーンの計算能力の過半数を占めることで不正な取引が承認されてしまうこと)のリスクが高まり、セキュリティが低下といったデメリットがあります。

主な特徴まとめ
  • サイドチェーンの活用で、ハッキング被害を限定的に止めたりスケーラビリティを保つことが可能
  • コンセンサスアルゴリズムにDPoSを採用しているため承認スピードが速い

Liskの将来性

Liskの現在の価格

coin market capのAPIで現在の価格が見られるものを入れる(これは編集側でやるのでとばして大丈夫です)

Liskの価格の推移

Liskのチャート分析

上記のチャートからもわかるように、Liskの価格は2017年12月から2018年2月にかけて大きな価格変動がありました。以下でそれぞれの要因についてチェックしていきましょう。

①2017年12月中旬

2018年に予定されている Lisk Core(Liskのプラットフォーム上でフォージングなどに利用されるツール )の1.0 へのアップデートや、Liskのリブランディング(ブランドイメージの刷新)などの大型イベントに対する期待感の高まりから、価格が高騰しています。

②2018年1月

2018年1月はLiskの価格が乱高下しています。2017年12月に高騰しすぎた反動で価格が下落しているところに、「韓国、中国の仮想通貨規制」「海外取引所 Bitconnect の閉鎖」「コインチェックのネム流出事件」など多くのマイナス要因が重なったことが要因と考えられます。これはLSKだけでなく仮想通貨市場全体に影響を及ぼしています。さらに1月31日には国内取引所「bitFlyer(ビットフライヤー)」でLiskの取り扱いが開始されたことで、価格が約60%も上昇しています。

③2018年2月

2018年2月にも価格が高騰していますが、これは2月20日に行われたLiskのリブランディングの影響と考えられます。このリブランディングにより、ロゴの変更、Liskの目的および意義の明確化、新しいプロダクト名とアイコンの発表、Webサイトの刷新 などが行われました。

Liskのロードマップ

LiskではSDK(Sidechain Development Kit)と呼ばれるDapps開発者向けのツールの配布が予定されています。このSDKが配布されることにより、ユーザーはLisk上で簡単にDappsを開発することが可能になります。当初は2018年4月に配布される予定でしたが延期されており、延期後の具体的な配布時期は明らかになっていません。

またDEX(分散型取引所)のリリースも2018年に予定されています。こちらも具体的な公開時期は明らかになっていません。分散型取引所のメリットは、特定の管理者がいないためハッキングのリスクが軽減されることや、管理者側の都合でサービスがダウンしたり手数料が搾取される心配がない点です。LiskのDEXでは基軸通貨にLSKが採用される可能性が高いため、LSKの需要が高まり価格が上昇することが期待されています。

さらに2018年11月にはLiskの新規発行量(フォージングで得られる報酬)の減少が予定されています。現在の新規発行量は5LSKですが、2018年11月に4LSKとなります。新規発行量は1年ごとに1LSKずつ減少していき、2021年11月以降は1LSKになります。1LSKより減少することはありません。Liskには発行上限がありませんが、新規発行量の減額によって通貨の供給量を調整し、価値の低下を防ぐ効果があります。ビットコインの半減期と同じような目的や効果があると言ってよいでしょう。

Liskの今後の需要と課題

LiskではSDKの配布やDEXのリリースといった大きなイベントが控えています。SDKの配布によってDappsの開発者が増加したり、DEXの利用者が増えることでLSKの需要はさらに高まることでしょう。またビットコインなどの半減期前には通貨の需要が高まり価格が上昇する傾向にあるため、Liskの新規発行量が減少する2018年11月にも価格が上昇する可能性があります。

一方、開発スケジュールの遅れについて懸念する声もあります。Lisk Core1.0 へのアップデートは当初2017年内に予定されていましたが、最終的なメインネット(本番環境)へのアップデートは2018年8月29日に実施されています。Liskの開発チームはこの開発スケジュールの遅延理由を「セキュリティ強化のため」としています。スピードよりクオリティを重視している点は信頼に値しますが、当初の開発スケジュールよりも遅延することはロードマップの実現性といった面での懸念点であることは否めません。

まとめ
  • SDKの配布やDEX(分散型取引所)のリリースによりLSKの需要が高まることが予想される
  • ロードマップに沿って順調に開発が進むかどうかが今後の課題

Liskの信用性、実現性

LISKの開発チーム・開発メンバー

Liskの開発は運営母体である「Lisk財団」によって行われています。主な開発メンバーは当財団のCEOであるMax Kordek氏とCTOのOliver Beddows氏の2人です。Kordek氏とBeddows氏は、Cryptiという分散型アプリケーション(DApps)を構築するプラットフォームで開発に携わっており、2016年にCryptiからフォークする形でLiskを公開しました。また開発メンバーに日本人の遠田秀説氏がいることでも知られています。遠田氏は海外の大学を卒業後、サイバーエージェントなどでインターネット事業に携わった経歴があります。

開発チームの透明性の高さはその通貨の信頼度にも影響するため、開発チームの詳細が明らかになっていない通貨と比較してLiskの信頼度は高いと言えます。

Liskの提携企業

Liskの最も大きな提携先はマイクロソフト社です。厳密にはマイクロソフトの法人向けクラウドサービスである「Microsoft Azure」と提携しており、将来的にLiskの機能が実装される予定のようです。Liskは2016年のクラウドセール(ICOと同義)で14,000BTCもの資金調達に成功していますが、これはこの提携が大きな要因とも言われています。優良企業との提携はLiskの信頼性を向上させる重要なポイントです。

マイクロソフト社以外に目立った提携先は今のところないようですが、今後Liskの開発が進むことで提携企業が増えることが期待されます。

まとめ
  • 開発チームのメンバー名や経歴が明らかなため、信頼度が高い
  • マイクロソフト社(Microsoft Azure)との提携で大規模な資金調達に成功

Liskの評判、口コミ

Liskについての著名人の発言やTwitterなどでの口コミ・評判を下記にピックアップしました。ぜひ参考にしてみてください。

Liskについての著名人の発言、評価

Lisk財団CEO Max Kordek氏
★★★★☆

イーサリアムやNEOと、Liskの役割は全く異なる。イーサリアムやNEOはスマートコントラクトのプラットフォームであり、Liskはブロックチェーンのプラットフォームという点で、両者には根本的に大きな違いがある。私たちは誰かを潰すような競争を好みません。


Madana(LiskのDapps) CEO Christian Junger氏
★★★★★

我々は、プロジェクト資金調達、チーム、スケーラビリティ、柔軟性、ユーザビリティを考慮して、様々なブロックチェーンプラットフォームを研究しました。2年間の継続的な開発期間と強力な開発資金を提示してくれたことから、Liskが最も有望な選択であるという結論に達しました。

Liskについてのtwitterなどでのみんなの評価・評判・口コミ

ようやく...
★★★★☆

待ちに待ったLisk Core1.0のメインネットへの移行が完了しました。これからが楽しみ!

Liskが高評価!
★★★★☆

Binance Info(Binanceが提供する仮想通貨の情報サイト)でのLiskの評価が4.0と結構高い。

Liskの取引ができるおすすめ取引所

1位:Binance(バイナンス)

Binanceは世界最大規模の取引量を誇り、日本人からの人気も高い海外取引所です。7月には西日本の大雨被害への寄付を表明しており、社会貢献にも積極的に取り組んでいます。

Binanceの最大の特徴は取引手数料の安さです。基本手数料は0.1%ですが独自トークンBNB(バイナンスコイン)の利用で半額の0.05%で取引できます。海外の取引所であるため取引所形式(板を利用した取引)となり日本語にも対応していませんが、スマートフォン用のアプリが使いやすいことでも評判です。日本円の決済には対応していないため、取引する際はビットコインなどの仮想通貨をBinanceに送金する必要があります。

2位:bitFlyer(ビットフライヤー)※現在新規アカウント登録の受付を停止中です

ビットフライヤーは日本最大級の取引規模を誇る国内最大手の取引所です。セキュリティの高さに定評があり、2018年1月にはフランスのセキュリティ会社が行った調査で「最もセキュリティに優れた取引所」に認定されています。

ビットフライヤーには取引所と販売所がありますが、Liskの取引は販売所のみ可能です。アプリもPC画面もシンプルなデザインで直感的に操作しやすいため、初心者の方にはおすすめです。取引手数料は無料ですが、スプレッド(購入価格と売却価格の価格差)があるためレートは割高です。

残念ながら現在は、6月22日に金融庁から受けた業務改善命令の対応のため、自主的に新規ユーザー登録の受付を停止しています。これからアカウントを作成される方は登録再開情報に注目しておきましょう。

3位:Bittrex(ビットレックス)

Bittrexはアメリカを代表する仮想通貨取引所です。直近では、8月にリップル社が提供する国際送金システム「xRapid」のパートナーとして採用されたことでも話題になりました。

世界的に知名度が高く、取り扱い通貨が豊富なことが特徴です。Binanceと同様、取引所形式で日本語にも非対応ですが、海外取引所ではめずらしくサポート対応が早いことで知られています。取り扱い通貨数は250種類以上と非常に豊富なため、Lisk以外にマイナーな通貨の取引も行いたい方にはおすすめです。

Liskの購入方法

Liskを購入するためには、まず仮想通貨取引所に口座を開設する必要があります。仮想通貨の取引が初めての場合は国内取引所に口座を開設して、日本円を入金しましょう。国内取引所では日本円でLiskを購入することができます。国内取引所で仮想通貨を購入するためには、本人情報の登録や本人確認資料の提出が必要です。スムーズに口座開設ができるよう、口座開設に必要な情報や書類を事前に確認しておきましょう。

ただしLiskの取り扱いがある国内取引所「bitFlyer(ビットフライヤー)」と「Coincheck(コインチェック)」は現在新規アカウントの受付を停止しています。この2取引所へ登録していない場合は、Binanceなどの海外取引所でLiskを購入する必要があります。ほとんどの海外取引所では日本円で仮想通貨を購入することができないため、ビットコインなどの仮想通貨を海外取引所に送金しなければいけません。Liskを購入できる仮想通貨は取引所によって異なるので、海外取引所を利用する場合はどの仮想通貨がLiskの購入に対応しているか事前に確認しましょう。

Liskのおすすめ保管方法(ウォレット)

ウォレットとは

仮想通貨を安全に保管するには個人ウォレットの利用をおすすめします。ウォレットとは仮想通貨を保管するお財布のようなものです。ウォレットには大きく分けて下記の5種類があり、下にいくほどセキュリティは高まります。取引所ウォレット以外を個人ウォレットと呼びます。

  • 取引所ウォレット:取引所ウォレットのセキュリティが最も低い理由は、常にハッキングや経営破綻のリスクに晒されているためです。取引所はユーザーから預かっている仮想通貨を安全に保管するために、二段階認証・コールドウォレット・マルチシグ・顧客資産の分別管理などさまざまなセキュリティ対策を講じていますが、それでも完全にリスクがないとは言い切れません。
  • ウェブウォレット:ウェブウォレットは、インターネット上で仮想通貨を保管するウォレットです。IDとパスワードの登録で簡単に作成することができます。しかし、インターネット上で作成されるウォレットであるためハッキングのリスクがあります。また、ウェブウォレットでは偽のサイトに誘導してパスワードや秘密鍵などを盗むフィッシング詐欺も横行しているようなので注意が必要です。
  • ソフトウェアウォレット:ソフトウェアウォレットは、自身のパソコンやスマートフォンなどの端末にソフトウェアをダウンロードして仮想通貨を保管するウォレットです。ウェブウォレットと同様、簡単に設定ができます。ダウンロードした先のパソコンなどがハッキングされたりウィルス感染しない限り資産が流出することはないので、インターネット上で秘密鍵やパスワードを入力するウェブウォレットより安全です。しかし、これもダウンロードしたソフトウェアがウィルスに感染していたり、パソコンの故障などで資産が紛失してしまうリスクはあります。
  • ハードウェアウォレット:ハードウェアウォレットでは、手のひらサイズの小さな端末に秘密鍵の情報が保管されます。オフラインで管理されるものなので、ハッキングの心配がありません。万が一、ハードウェアウォレットが故障しても、購入時に付属しているアクティベーションキー(端末を利用するライセンスを保有していることを証明するキー)さえメモしておけば、新しいハードウェアウォレットに入力することで復元可能です。ウェブウォレットやソフトウェアウォレットは無料のものが多いですが、ハードウェアウォレットは1万円~2万円前後で購入しなければならないというデメリットがあります。
  • ペーパーウォレット:ウォレットの中で最もセキュリティが高いのがペーパーウォレットです。「仮想通貨のアドレス」と「秘密鍵」を紙に印刷して保管します。ペーパーウォレットを作るには、ペーパーウォレットの作成サービスを提供しているサイトを利用します。完全にオフラインで管理されるため、ハッキングのリスクがなく、パソコンやスマホの故障の心配もありません。一方、一度ペーパーウォレットから仮想通貨を引き出すと再度同じウォレットは利用できないため、頻繁に送金を行う場合には不向きです。また、紙の紛失やインクの劣化によりアドレスや秘密鍵を失ってしまうと資産が失われてしまうため、注意して保管する必要があります。

Liskのウォレット

Liskに対応しているウォレットを下記にピックアップしました。上記で説明したそれぞれの特徴を踏まえ、ご自身にあったウォレットを利用しましょう。

Lisk Nano

種類 ソフトウェアウォレット
特徴 Liskの公式サイトで推奨しているデスクトップウォレット。vote(取引の承認者を決定するための投票)への参加が可能。Lisk公式サイトでは「Lisk Nano」のサービスは2018年で終了し、「Lisk Hub」が代わりのウォレットとなることが発表されている。
価格 無料
日本語対応 なし
対応通貨 LSK
公式サイト https://github.com/LiskHQ/lisk-nano/releases/tag/v2.0.0

Lisk Wallet by Freewallet

種類 ソフトウェアウォレット
特徴 iPhone・Androidの両方に対応しているモバイルウォレット。2段階認証に対応。vote(取引の承認者を決定するための投票)への参加は不可。
価格 無料
日本語対応 なし
対応通貨 LSK
公式サイト https://freewallet.org/lsk-wallet

Lisk Paper Wallet

種類 ペーパーウォレット
特徴 Liskアドレスと秘密鍵を作成するサービスを提供。Web上でも作成可能だが、セキュリティ上、公式サイトからソースコードをダウンロードして作成することが推奨されている。
価格 無料
日本語対応 なし
対応通貨 LSK
公式サイト http://liskpaperwallet.com/

今後の開発や新規発行量の減少に注目を

Liskの特徴や魅力、イーサリアムとの違いについてご理解いただけたでしょうか。今後予定されているSDKの配布やDEX(分散型取引所)のリリースが実現されることで、将来的に価格の向上が期待できる通貨と言えるでしょう。直近では2018年11月に新規発行量の減少が予定されているので、それに伴う値動きにも注目してみましょう。