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注目の仮想通過 AudioCoin(ADC)

2018.11.11 | V3414

AudioCoin(http://www.audiocoin.eu/) ってご存知でしょうか?全く聞いたこともないという方も結構いらっしゃると思います。

そんなAudioCoin(ADC)がちょっと面白そうなので調査してみました。

AudioCoin(ADC)とは?

AudioCoin(以下ADC)は、いわゆるアルトコインと呼ばれる仮想通貨の一種です。ビットコイン以外のアルトコインは実に1000種類を超える数で、もう何が何だか分からない様相も呈していますが、それだけいろいろな通貨が流通しているということで、逆に将来性のある通貨を探すという楽しみもあるという訳ですね。

ADCは元々は、音楽産業の発展のために構築された通貨です。なるべく流通のコストをさげて、ユーザーに適正な価格で音楽を届けようと考えられたものでした。(2015年頃)今では音楽に限らず、映像などのコンテンツも専用のサイトで購入することができます。ですが、まだまだメジャーなコンテンツ提供者がいないためかADCでコンテンツを購入しようとするユーザーは少ないようです。

一時、ADCが注目されたのは、ビョークがADCでの購入者のために専用サイトからのダウンロード販売を発表したことがありました。このときはADC自体の価値もうなぎ上りに上昇していますが、その後急落し、現状では0.0002BTC近辺で推移しています。

この情報だけ見ると、「ADCってつまんない通貨だな」と思われるかもしれませんが、これから音楽業界や映像業界が参加してくれば、BTCほどではないでしょうが、価値が上がる可能性があるとも言えるわけです。もしかしたら、ADCは出遅れ通貨ということで、今買っておけば面白いのかもしれません。(しかし、ADC自体は投機的に扱われるのを嫌っています。)

ちなみに専用サイトは Aurovine(https://www.aurovine.com/) というサイトです。もし、今でも気になるアーティストがいる場合や、もしくは自分のコンテンツを販売したいという方には登録をお勧めします。自分でコンテンツを販売した場合の収入は価格の85%という驚きの利益率です。(ただし、全てADCベースでの取引です。)

|ADCの堅牢性(安全性)

多くのアルトコインが存在する現状ですが、中にはシステム的に問題があって事実上の開発がストップしているものも少なくありません。

その点、ADCは順調に開発され、改良され続けていると言えるでしょう。

ADC自体はビットコインベースで設計されており、基本的な技術はビットコインと同じと言えます。発行上限も105億枚という制限がされていて、急落しても価値がゼロになるという心配もあまりないと思います。ビットコインのアルゴリズムについては、かなり複雑になっていますので、ここでは言及しませんが堅牢性(安全性)はすでにご存知の通り実証済みというレベルになっていますね。

|ADCの取引所と交換方法

現在、残念ながらADCをJPY(日本円)で直接購入することができる取引所はありません。したがって何らかの他の仮想通貨を購入してADCを購入する必要があります。ちょっと面倒ですが、近い将来にはJPYとの取引ができるようになるかもしれません。前出のAudioCoinのサイトでは、日本語に和訳されたホワイトペーパーも公開されています。少々難解な話が書いてありますが、ご興味のある方はご一読ください。

さて、ADCを取引できる交換所ですが、現状は3箇所となっています。それぞれの取引可能な通貨は下記のようになっています。

Cryptopia BTC DOGE LTC
Bleutrade BTC DOGE ETH
YoBit BTC DOGE USD ETH WAVES

この他にC-CEX という取引所でもADCの取引ができるようなのですが、筆者が調べたところでは、あまりはっきりとはわかりませんでした。

この情報だけを見ていると、YoBitが一番有利なように思われるかもしれませんが、実際はそんなことはなく、取引量はADC全体の2%にも及びません。つまり流動性が低すぎて取引できるかどうかすら怪しい状態です。たしかにUSDが使えるというのは大きなメリットのような気がしますが、約定しなければ意味がありませんよね。

Bleutrade にも同じことが言えます。今、注目されているイーサリアム(ETH)が使えるのはたしかに大きなメリットなのですが、ここもADCの流動性は低く、全体の8%程度になっています。(アルトコイン自体が仮想通貨市場全体の2%程度なので、かなり低いといわざるを得ません。)

結局、最終的に残るのは Cryptopia ということになります。こちらは流動性も高くADCの取引の90%近くを占めています。実際にADC関連のサイトなどを見てみると、やはりよく出てくるのは Cryptopia という取引所です。まだまだこれから他の取引所でも流動性が上がってくる可能性は充分にありますが、現状ではCryptopia でBTCベースの取引をするのが一番安心ということになりそうです。

余談ですが、現在、ADCに熱い視線を送っているのは、どうもインド市場のようです。詳しくはあまり情報が出回っていませんが、もしかしたら、インドのルピーとADCが交換できるのかもしれません。インド市場が拡大すれば、人口の大きさから言ってかなりの量の取引になる可能性もあります。このあたりは今後の動向に注目といったところでしょうか。

|BTCについてもちょっと調べてみました

とは言っても、BTCはすでに巨大な市場なので、流動性も高く、その分乱高下の激しい通貨です。

さて、BTCを買って、ADCに交換しようとした場合、まず国内のBTC扱い業者はどこがいいのでしょうか?昨今、情報流出やセキュリティーの問題などが取り沙汰されており、金融庁も業者のシステムについていろいろ指導をしているところです。実際に私たちがBTCを買う場合にはどこを選べばいいのでしょうか?

いろいろなことを考えると、突然閉鎖されてしまうようないわゆる「みなし業者」は避けたいところですよね。よほどの事情があれば別なのですが。

・BitFlyer

真っ先に出てくるのは、やはりBitFlyer ということになります。国内では最大手の取引所でセキュリティー的にも問題ないと思われます。ただし難点は扱っている通貨の種類が若干少ないことぐらいでしょうか?BTCに関しては全く問題ありません。

・DMMコイン

こちらもDMMグループの大手取引所ですね。セキュリティーにもかなり敏感に反応しているようで問題ないと思われます。手数料が無料なのもユーザーには嬉しいですが、現物の取引がBTCとETHだけという点が少しだけ難点です。

・BitPoint

こちらはあまり聞きなれない方も多いかもしれませんが、日証金の信託保全を行っているので、もしも運営会社が倒産してしまってもユーザーの資産は担保されます。BitFlyer同様に扱っている通貨の種類は少ないのですが、手数料も安く、またMetaTrader4(MT4) での取引も可能です。FXなどで使い慣れている方にはありがたいのではないでしょうか?

・Zaif

最近、ネットの広告などでよく目にするのが、このZaifですよね。特別大きなトラブルもなくBTCは「マイナス手数料」というキャンペーンを行っており、取引する度に逆にコインが戻ってくるというちょっと不思議なサービスを展開しています。それはそれで嬉しい話なのですが、取りようによっては若干運営に不安が残ります。セキュリティー的な問題はクリアしていると思われます。

ここでまた余談ですが、仮想通貨を売買する上で、結局のところセキュリティーが一番心配になってくると思います。そこでお勧めしたいのが、「ハードウオレット」です。ソフト的に取引所にコインを預けておくのではなく、自分の手元に置いておくという考え方です。見た目はUSBメモリーのようなコンパクトなものがいろいろと発売されていますので、ご検討されてはいかがでしょうか?若干設定作業などが必要ですが、特別難しいものではありません。

以上、BTC扱い業者を4箇所ご紹介しましたが、いわゆる「完璧な業者」というのは存在しないのが現状です。業者によって、それぞれにメリットとデメリットがありますので、ご自身の判断で登録されてください。ちなみに、かなり慣れた方だと、扱う通貨の種類によって業者も分けているようです。今回はBTCの話だけなので必要性がありませんが。