わずか4分間で1億円を調達!日本人によるプロジェクトとして注目を集めるALIS
広告依存から脱却し、嘘偽りや誇張のないメディア創りを目指すALIS
ALISは広告に頼らずに、嘘偽りのない本当に価値のある情報を、必要な時に手に入れることができる分散型メディアプラットフォームです。その仕組みとして大きく2つの特徴があり、収益源として広告に一切頼らない、というのが一つ。そして、読み手にとって価値があり評価される記事の執筆者に報酬が支払われ、同時に記事を最初に評価した読み手に対しても報酬が支払われることで、双方にとって不正を働く、嘘や誇大記事を書くという負のインセンティブを排除できる、というのが2点目です。
現在、テレビ、新聞、ラジオ、インターネットといったメディアを収益源は広告に依存しています。企業側は広告料収入が生命線ですので、広告主の機嫌を損ねないように”広告主の方を見て”運営しなければいけない、という状況に置かれています。近年では、一見して広告とは気付かないような広告記事が氾濫し、本当なのかどうかもわからない情報が氾濫していますが、今のメディアの在り方を根本的に変えようとしているのがALISなのです。
そして、ALISの特徴として外せないのは開発陣による積極的な情報公開です。2018年6月時点では約1,500種類ものコインやトークンが上場されていますが、開発がどれだけ進んでいるのか、そもそも開発をしているのか自体すらも把握できないものが見受けられます。対してALISではツイッター等で日々の業務報告を行うほど開発状況をガラス張りで公開しており、メディアプラットフォームの開発状況を容易に把握できます。NHKや日本経済新聞、経済紙フォーブス等でも紹介されるなど注目度は既に高く、ALISが開発したメディアプラットフォームが日本でメジャーなサービスになるのもそう遠くない未来のことかも知れません。
早くも人気沸騰中!「ALISクローズドβ版」がリリース
2018年4月、大きく注目を集めていた「ALISクローズドβ版」がリリースされました。先着順の限定5,000人で募集を開始しましたが即枠は埋まり、早くも人気沸騰中です。現在では追加募集を行う場合のみ参加可能となりますが、登録の上で順番待ち。ALISへの期待を示すように、「ALISクローズドβ版」リリース記念イベントでは約400人を集め熱気あふれる中で「ALISビジョン実現に向けたロードマップ」が示され、ALISの成長期待を一層掻き立てるものとなりました。
ALISの取り扱いがある取引所の比較選定基準
ALISは2018年6月時点では海外取引所のみでの上場となり、国内の取引所でビットコイン、又はイーサリアムを購入し、それを海外の取引所に送金してビットコイン又はイーサリアムでALISを買い付ける必要があります。海外取引所の中でも、知名度が低い取引所、セキュリティ面で不安を残す取引所も含まれています。そこで、セキュリティ対策がしっかりしているか?、取引する上で分かりやすく使いやすいか?、に特に焦点を当てて安心して利用できる海外取引所を選定しました。(ALISでは2018年6月時点で「Next Six Month(これから半年)」で国内取引所への上場をロードマップに記載しています。国内取引所への上場についても期待しましょう)
ALISの手数料比較
売買手数料・スプレッド比較
取引所 | 現物取引 | FX | 信用取引・レバレッジ取引 | 先物取引 | |||||
取引所名 | 拠点 | 取引所(売買手数料) | 販売所(スプレッド) | 新規約定 | スワップ | 新規約定 | スワップ | 新規約定 | スワップ |
Yobit | 不明 | 0.2% | – | – | – | – | – | – | – |
Cryptopia | ニュージーランド | 0.2% | – | – | – | – | – | – | – |
CoinExchange | イギリス | 0.15% | – | – | – | – | – | – | – |
IDEX | パナマ共和国 | TakerFee:0.1%
MakerFee0.2% |
– | – | – | – | – | – | – |
ForkDelta | 不明 | 0.3% | – | – | – | – | – | – | – |
手数料が最も安いのがIDEXのTakerFee0.1%です。「Taker」とは指値注文のことで、予め注文を出す価格を指定して出す注文方法です。「Taker」に対して「Maker」は成行注文のことを指し、すぐに注文を成立させたい時に価格を決めずに出す注文方法です。「Taker」と「Maker」で手数料が分かれているのはIDEXのみで、指値注文を使う場合はIDEXを利用すれば最も手数料を安く抑えることができます。
そしてIDEXに次いでCoinExchangeの0.15%、YobitやCryptopiaの0.2%、ForkDeltaの0.3%の順になりました。0.3%というのはALISの取引に限らず、取引所の中では最も高い部類に入ります。例えば、0.2%の場合は10万円の取引で200円ですが、0.3%の場合は300円となり、これだけで100円の差が生じます。取引金額が大きくなればなるほど、その差は馬鹿にできない金額になります。
出入金手数料比較
取引所 | 仮想通貨出入金手数料 | 銀行出入金手数料 | |||||
取引所名 | 拠点 | 入金 | 出金 | 入金 | 出金 | ||
3万円未満 | 3万円以上 | 3万円未満 | 3万円以上 | ||||
Yobit | 不明 | 無料 | 全ての通貨0.0005 | – | – | – | – |
Cryptopia | ニュージーランド | 無料 | 通貨により異なる | – | – | – | – |
CoinExchange | イギリス | 無料 | 通貨により異なる | – | – | – | – |
IDEX | パナマ共和国 | 無料 | 無料 | – | – | – | – |
ForkDelta | 不明 | 無料 | 無料 | – | – | – | – |
入金手数料については全ての取引所で無料です。出金手数料についてはCoinExchange、IDEX、ForkDeltaが無料となっており、入出金手数料いずれも無料なのがCoinExchange、IDEX、ForkDeltaです。この3つの取引所を利用すれば入出金手数料は一切かかりません。出金手数料が有料なのはYobitとCryptopiaの2取引所です。Yobitはすべての通貨で0.0005となり、例えばビットコインを出金する場合は0.0005BTCがかかります。
ALISの取引所のレート・取引高比較
取引所 | 通貨レート | 取引高・取引量(24h) | |
取引所名 | 拠点 | ||
Cryptopia | ニュージーランド | ¥12.92 | ¥472,973 |
CoinExchange | イギリス | ¥12.45 | ¥367,912 |
Yobit | 不明 | ¥13.83 | 測定不能 |
ForkDelta | 不明 | ¥9.25 | 測定不能 |
IDEX | パナマ共和国 | ¥10.68 | 測定不能 |
2018年6月22日時点では、レートが最も安いのがForkDeltaでしたが、当時24時間以内に取引がなく,注文を出しても取引が成立しないという流動性が大きな欠点がありました。IDEXよりもレートは上がりますが、取引量があるCryptopia、CoinExchangeを選ぶのが無難と言えるでしょう。また、日によっては各取引所でも取引量が激減するケースもありますので、複数の取引所に分散することも一つの方法です。流動性が低いと、すぐに売却をしなければならない状況で思わぬ安値で売却せざるを得ないというケースも考えられます。レートの安さも大切ですが、流動性確保も重視して取引所を選ぶ必要があります。
その他の基礎情報
取引所 | 販売所 | 通貨ペア | レバレッジ | |
取引所名 | 拠点 | |||
Cryptopia | ニュージーランド | 取引所のみ | BTC・LTC・DOGE | – |
Yobit | 不明 | 取引所のみ | BTC・USD・WAVES・DOGE・ETH・RUR | – |
CoinExchange | イギリス | 取引所のみ | BTC・ETH | – |
IDEX | パナマ共和国 | 取引所のみ | ETH | – |
ForkDelta | 不明 | 取引所のみ | ETH | – |
2018年6月4日時点ではビットコイン建ての売買シェアが96%を占めています。残りはLTCで2%台、DOGEで1%台の売買シェアでビットコイン以外での取引はほとんどありません。Yobitでは6つの通貨建てで取引可能ですが、ビットコイン以外は24時間の取引量が0のケースもあり、流動性に課題があります。また、いずれの取引所もレバレッジ取引には対応していません。
定性調査
取引所 | 会社の信用度 | 使いやすさ | サーバー強度 | セキュリティ対策 | 口コミの評価 | |
取引所名 | 拠点 | |||||
Yobit | 不明 | ・運営母体や拠点を含めて不透明 | ・PCは取引する上で支障は無いが、スマホ対応しておらずPC画面が表示される | ・サーバーダウンの事例あり | ・2段階認証を採用しており、出金時のメール認証を追加できる
・コールドウォレットで管理しているか不明 |
・多くの通貨を取引できる点は評価されている
・運営母体が不明であることの不安や、ハッキングリスクを心配するネガティブな評価が多く見受けられている |
Cryptopia | ニュージーランド | ・2014年に取引所運営開始と、仮想通貨取引所の中では古参
・運営母体や拠点を含めて不透明 |
・分かりやすいとは言えないが、取引する上で支障は無い | ・サーバーダウンの事例あり | ・2段階認証を採用している
・取引所独自の2段階認証用のハードウェアを提供している ・コールドウォレットで管理しているか不明 |
・仮想通貨送金に関するトラブルが散見される
・ハッキング被害に会ったとのトラブルが散見される ・スマホでは使いにくいと評価されている |
CoinExchange | イギリス | ・運営母体は不明 | ・PCは取引する上で支障は無いが、スマホ対応しておらずPC画面がそのまま表示される | ・サーバーダウンの事例あり | ・2段階認証を採用している
・全ての通貨をコールドウォレットで管理している |
・多くの通貨を取引できる点は評価されている
・取引したい通貨がCoinExchangeでのみ取引可能な通貨に限定して利用するという利用者が見られる ・運営母体が不透明であり、閉鎖やハッキングを懸念する評価が見られる |
IDEX | パナマ共和国 | ・Aurora Labs S.A.が取引プラットフォームを提供している
・個人対個人で取引する分散型取引所の為、管理者は存在しない(通貨の保管は利用者個人で行う) |
・PC版は取引する上で支障は無い
・スマホに対応しているが、多くの通貨を扱っていることもあり動作が重い ・スマホ向けアプリを提供している |
・大きな障害なし | ・取引の場を提供する分散型取引所のため、セキュリティ管理は利用者個人が行う。結果的に取引所固有のセキュリティリスクを排除できる
・パスワード管理は利用者個人の責任で行う必要がある |
・サーバーがダウンした場合でも、「エスケープハッチ」という通貨を引き出せる機能があり、評価されている
・取引所固有の問題ではないが、フィッシングサイトが複数あり注意喚起する声が見られる |
ForkDelta | 不明 | ・EtherDeltaからフォーク(分裂)した取引所
・個人対個人で取引する分散型取引所の為、管理者は存在しない(通貨の保管は利用者個人で行う) |
・分かりやすいとは言えないが、取引する上で支障は無い
・スマホに対応しているが、動作が重い |
・大きな障害なし | ・取引の場を提供する分散型取引所のため、セキュリティ管理は利用者個人が行う。結果的に取引所固有のセキュリティリスクを排除できる
・パスワード管理は利用者個人の責任で行う必要がある |
・カスタマーサポートがほとんど無く、この点を不安視する声が見られる
・取引高が少なく、ForkDeltaでのみ取引可能な通貨に限定して利用するという利用者が見られる |
ALISを取引できるのが2018年6月時点では海外取引所のみということで、運営母体への信頼性、セキュリティ対策に特に焦点を当てて見ていきたいと思います。
まず運営母体については管理主体が存在しない「DEX」型のIDEXとForkDeltaを除くと、いずれも運営母体が不明瞭な取引所ばかりでした。その中でもCryptopiaは2名の創業者、そして取引所運営会社に少なくとも51名以上の社員が存在することを評価しました。後述しますが、ALISを取引できる海外取引所の顔ぶれに変化が無ければ、管理主体を必要としない「DEX」型の取引所は今後優位になっていくと思われます。
次にセキュリティですが、2段階認証とコールドウォレットでの保管をしているCoinExchangeが最も評価できる取引所となりました。しかし、「DEX」型以外のCryptopia、CoinExchange、Yobitのいずれの取引所に対してもハッキングなどへの懸念が口コミでも見られており、運営母体の不透明さも重なって払しょくすることが難しいという状況です。セキュリティ面でも、今後はセキュリティへの懸念が低い「DEX」型の取引所が優位になっていく可能性があります。
取引手数料については、ほぼ横並びでしたが、その中でも買い・売り共に0.15%のCoinExchangeに優位性がありました。入出金手数料については「DEX」型取引所のIDEXとForkDeltaは無料ですが、イーサリアムブロックチェーンでの送金時に支払う「Gas Cost(ガスコスト)」がかかります。トランザクション状況次第ではガスコストを高く設定しないと送金に時間がかかるケースもありますので、一長一短というところです。
取引量については、Yobit、Cryptopia、CoinExchangeでは流動性は最低限は確保できる水準ですが、「DEX」型取引所のIDEXとForkDeotaではまだ極端に取引量が少なく、特にForkDeltaでは取引量がゼロの日があるなど、流動性リスクを考慮すると利用をためらうレベルです。流動性リスクとセキュリティリスクのどちらを優先するかにもよりますが、流動性リスクの方が身近にあるものであり、現状では「DEX」型の2つの取引所での取引は積極的にはお勧めできません。
サーバー強度については、「DEX」型のIDEXとForkDeltaに軍配が上がりました。特にIDEXのサーバーがダウンした場合でも、「エスケープハッチ」という通貨を引き出せる機能は評価できます。Cryptopia、CoinExchange、Yobitともにサーバーダウンの事例があり、今後、上場している通貨の人気が高まって取引量が増加した際のサーバーの安定性には注視しておく必要があります。対策が進展していかないようであれば、やはり「DEX」型取引所の独壇場となる可能性があります。
総合評価
順位 | 取引所 | 総合評価 | 詳細評価 | ||||||||
取引所名 | 拠点 | 手数料・スプレッドの安さ | レート | 取引高・取引量 | 会社の信用度 | 使いやすさ | サーバー強度 | セキュリティ対策 | 口コミの評価 | ||
1位 | Cryptopia | ニュージーランド | ★★★☆☆(3.3) | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ | ★★★★☆ | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ | ★★☆☆☆ | ★★★☆☆ | ★★☆☆☆ |
2位 | IDEX | パナマ共和国 | ★★★☆☆(3.2) | ★★★☆☆ | ★★★★☆ | ★☆☆☆☆ | ★★★☆☆ | ★★☆☆☆ | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ |
3位 | CoinExchange | イギリス | ★★★☆☆(3.1) | ★★★★☆ | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ | ★☆☆☆☆ | ★★☆☆☆ | ★★☆☆☆ | ★★★★☆ | ★★☆☆☆ |
4位 | Yobit | 不明 | ★★★☆☆(3) | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ | ★★★★☆ | ★☆☆☆☆ | ★★☆☆☆ | ★★☆☆☆ | ★★☆☆☆ | ★★★☆☆ |
5位 | ForkDelta | 不明 | ★★☆☆☆(2.7) | ★★☆☆☆ | ★☆☆☆☆ | ★☆☆☆☆ | ★★★☆☆ | ★★☆☆☆ | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ | ★★☆☆☆ |
ランキングトップはCryptopiaとなりました。2段階認証を採用している最低限のセキュリティ対策と、最低限のわかりやすさ、取引のしやすさを備えた取引画面、そして取引量が多い流動性の高さを総合的に評価しました。流動性や通貨レートについては競争力がありますので、今後セキュリティに対策がさらに進んでいけば、更に評価の余地が出てくると思います。
続いて2位に入ったのがIDEXです。取引量が少なく流動性に対する懸念はまだまだ大きいですが、「DEX」型の取引所でセキュリティ懸念は低く、万が一サーバーがダウンした際でも通貨を出金できる「エスケープハッチ」を高く評価しました。「DEX」型の取引所は今後伸びていく余地が大きいですが、流動性の懸念が低下すれば、1位にランクインする評価となり得る取引所だと考えています。
そして3位に入ったのがCoinExchangeです。流動性の確保、レートの優位性、そして2段階認証とコールドウォレットでの通貨保管というセキュリティ面を評価しました。スマホでアクセスしてもPCと同様の画面が表示されるというユーザビリティが今後向上されていけばCryptopiaを上回る評価につながる余地があるでしょう。
ALISを取引する際におすすめの海外取引所5選
1位 Cryptopia(クリプトピア)
Cryptopiaの基本情報

基礎情報 | 内容 |
運営会社 | Cryptopia Ltd |
所在地 | ニュージーランド |
取り扱い通貨 | BTC/ETH/ZOI/DIVX/LUX/XSN/NXX/EVR/ETZ/XMCCなど602通貨ペア |
公式HP | https://www.cryptopia.co.nz/ |
Rob DawsonとAdam Clarkの2人の創業者によって設立された取引所で、Cryptopiaが開設しているSNSサイト「LinkedIN」によれば、社員数は「51名~200名」とされており、また、口座開設者数は200万人に達しています。イメージとしては、国内大手取引所ビットフライヤーにも匹敵する規模と考えられます。
Cryptopiaの特徴的なサービスとして、Cryptopia内で取引やマイニング、TrollBox内での発言・チップを送る、などをすることで報酬を貰える「Rewards」や取引所間の価格差を利用して利益獲得を目指すアービトラージ(裁定取引)を支援する「yaarbitrage」というものがあります。「Rewards」は2018年1月3日を最後にストップしているようです。また、利用者向けではなくコイン発行者に対して、取引所内での広告枠を販売するなど他の取引所には無いユニークなサービスを提供しています。
Cryptopiaの評価
評価基準 | レート | 解説 |
総合評価 | ★★★☆☆ | 取扱い通貨ペア数が多い点がCryptopiaの高い競争力です。セキュリティ面は2段階認証や独自のハードウェアを提供していますが、ハッキングされたとの声もあり利用には不安が残ります。 |
手数料・スプレッド | ★★★☆☆ | 取引手数料は取引ごとに0.2%と安くはありません。 |
取引高・取引量 | ★★★★☆ | 2018年6月1日時点での取引量は非常に少なく、流動性に不安があります。 |
信用度 | ★★★☆☆ | 経営母体が不明であり、実態は不透明であると評価せざるを得ません。 |
使いやすさ | ★★★☆☆ | スマホでは取引しにくい、との評価がされています。PCの取引画面んもわかりやすいとは言えませんが、最低限の取引を行う上ではハードルは高くありません。 |
サーバー強度 | ★★☆☆ | サーバーダウンの事例が見られます。扱い通貨ペア数が多く、複数の通貨ペアで取引量が急増した場合はサーバーダウンの不安があります。 |
セキュリティ対策 | ★★★☆☆ | 2段階認証を採用しています。Cryptopia独自の2段階認証用パスワードを表示させるハードウェアを開発しています。 |
口コミ・レビュー | ★★☆☆☆ | 取扱いコイン数が多い点を評価する声が圧倒的に多いようです。一方で、ハッキング被害にあったとの声も出ており、問い合わせに対する回答までの時間もかかるケースがあり、この辺が特に不安視されているようです。 |
Cryptopiaの特徴
- 3つの通貨でALISの取引が可能
- 無料で通貨をゲットできる「Rewards」
CryptopiaではBTC、DOGE、LTCでALISの取引が可能です。他の取引所でもBTC以外の通貨での取引が可能ですが流動性については懸念が残る中、Cryptopiaではいずれの通貨建てでも取引が成立しない程の流動性に対する懸念は低いと言えます。特にDOGEは人気が高まってきており、今後の取引量増加が期待される通貨ペアです。同じALISを保有するにしろ、分散させておけばリスク管理においても有効でしょう。
「Rewards」という仮想通貨を無料でゲットできるメニューも見逃せません。取引やチャット、仮想通貨への投票、チップなどのアクションを起こすと、報酬として通貨を貰うことができます。報酬金額としては大きいものではありませんが、取引や投票など楽しみながらもこうしたチャンスがあるのはうれしいですね。報酬の分配が2018年1月3日を最後にストップしているようですが、再開が待たれます。
2位 IDEX(アイデックス)
IDEXの基本情報

基礎情報 | 内容 |
運営会社 | 分散型取引所の為運営会社は無し(Aurora Labs S.A.が取引プラットフォームを提供) |
所在地 | パナマ共和国 |
取り扱い通貨 | ETH/NPXS/HOT/HER/PAI/EDR/REM/ZCO/NEXO/PCLなど304種類 |
公式HP | https://idex.market/eth/aura |
IDEXはイーサリアムのブロックチェーン上で稼働する分散型取引所であり、管理者が存在せず投資家と投資家の間で取引できる取引所です。「DEX(DecentrizedEXchange)」と呼ばれるタイプの取引所であり、通貨の入出金記録や取引記録はブロックチェーン上に記録されます。IDEXはALISの取引量は少ないものの、DEXタイプの取引所の中でも取引量が多い人気のある取引所です。通貨は自身のウォレット上で管理するため、取引所特有のハッキングリスクを排除することができる点も大きな特徴です。尚、イーサリアムのブロックチェーン上で稼働する取引所ですので、イーサリアムでのみ取引が可能です。
IDEXの評価
評価基準 | レート | 解説 |
総合評価 | ★★★☆☆ | 「DEX」タイプの取引所であり、取引所特有のハッキングリスクを排除できるためセキュリティ面では安心して利用できる点が特徴です。 |
手数料・スプレッド | ★★★☆☆ | 手数料はTakerが0.1%、Makerが0.2%かかります。Takerの0.1%は最も安い手数料です。しかし、ブロックチェーン上に取引を記録しますので、別途「GasPrice(がスプライス)」というイーサリアムブロックチェーン特有の手数料が必要となります。 |
取引高・取引量 | ★☆☆☆☆ | 2018年6月4日時点での取引量はゼロと、流動性に不安があります。ALIS以外では取引量が多い通貨もありますので、今後の取引量増加に期待したいところです。 |
信用度 | ★★★☆☆ | 分散型取引所であり管理者は存在しません。運営者の信頼度に依存する必要性は無く、評価は中立としました。 |
使いやすさ | ★★☆☆☆ | IDEXやMetaMask、MyEtherWallet等のウォレットを自身で作成しないと取引ができません。この点は初心者には煩わしく感じるかもしれません。 |
サーバー強度 | ★★★☆☆ | IDEXではサーバーがダウンしても通貨を出金できる「エスケープハッチ」という機能を備えています。 |
セキュリティ対策 | ★★★☆☆ | 取引所特有のセキュリティリスクはありませんが、自身でパスワードや秘密鍵などの管理を行う必要があります。紛失すると2度と出金できなくなるため、厳重に管理を行う必要があります。 |
口コミ・レビュー | ★★★☆☆ | サーバーダウン時でも通貨を出金できる「エスケープハッチ」を備えている点については評価する声が見られました。仮想通貨取引初心者には難しいと感じられるかも知れません。 |
IDEXの特徴
- 管理者を必要とせず安全性が高い
- 万が一サーバーがダウンしても通貨を出金できる「エスケープハッチ」で安心
- 管理者がおらず本人確認が不要。個人情報漏えいリスクが低い
IDEXは、投資家と投資家間の取引をブロックチェーンに記録する「DEX」型取引所であり、管理者を必要としません。そのため、管理者を必要とする取引所とは異なり、利用者それぞれが通貨を管理するため取引所には顧客の通貨を管理するウォレットは存在せず、ハッキングリスクを排除することができます。これがDEX型の取引所を使う大きなメリットと言えるでしょう。
次いでIDEXの高い評価につながっているのが、サーバーがダウンした場合でも通貨を出金できる「エスケープハッチ」の存在です。そして、3つ目もセキュリティの管理という面では共通していますが、管理者を必要としないことで本人確認を行う必要がありません。そのため、個人情報を提出する必要は無く、個人情報漏えいといったリスクも排除することができます。DEX型の取引所はセキュリティ面で評価できる特徴を併せ持っています。
3位 CoinExchange(コインエクスチェンジ)
CoinExchangeの基本情報

基礎情報 | 内容 |
運営会社 | CoinExchange Limited |
所在地 | Suite 501, International House, 223, Regent Street, London, W1B 2QD |
取り扱い通貨 | BTC/ETH/FRV/XTD/NANJ/PCN/DOGE/SIC/FRV/APRなど419種類 |
公式HP | https://www.coinexchange.io/ |
CryptopiaやYobitには劣るものの、多くの通貨を取引可能なのがCoinExchangeです。日本人の間でも人気が高い通貨XP(Experience Points)の取引量も多く、日本人利用者が多いことも特徴として挙げられるでしょう。運営母体や拠点などは不透明な部分は多いですが、通貨をコールドウォレットで管理するなど、セキュリティには注力しています。
CoinExchangeの評価
評価基準 | レート | 解説 |
総合評価 | ★★★☆☆ | 運営母体が不明ではあるが、多くの通貨を扱う取引所では珍しくコールドウォレットで通貨を保管しており、セキュリティ面では評価できます。 |
手数料・スプレッド | ★★★★☆ | 取引手数料は買い、売りともに取引ごとに0.15%と最も安いグループに入ります。 |
取引高・取引量 | ★★★☆☆ | 2018年6月4日時点での取引量は3位に位置しております。日によっては取引量でトップに入ることもあり、流動性の面では懸念は低いと言えるでしょう。 |
信用度 | ★☆☆☆☆ | 運営母体や拠点が不透明であり、信用度には不安が残ります。 |
使いやすさ | ★★☆☆☆ | 多くの通貨を取引できる点では評価されていますが、取引のしやすさについてはスマホでもPCと同じ取引画面が表示されて使いにくいとの声も聞かれます。 |
サーバー強度 | ★★☆☆☆ | 過去にはサーバーダウンした事例もあり、人によってHPにアクセスできたりできなかったりばらつきがあった事例もあり、不安定な面が露呈したようです。 |
セキュリティ対策 | ★★★★☆ | 2段階認証を採用しており、コールドウォレットで通貨を保管しており、多くの通貨を扱う取引所の中ではセキュリティに注力していると評価できます。 |
口コミ・レビュー | ★★☆☆☆ | 一番のメリットは多くの通貨を取引できるという声が多く見られましたが、取引所の閉鎖やハッキングを懸念する声も多く見られました。そのため、CoinExchangeでしか上場していない通貨の取引に限定して利用する投資家も少なくないようです。 |
CoinExchangeの特徴
- ALISの取引量ではCryptopiaとシェアを二分する取引量の多さ
- イーサリアム建てALISはレートが優位なことも
- 国産通貨「NANJ」も上場しており日本人にも馴染みがある取引所
ALISの取引量はCryptopia、CoinExchange、Yobitでほとんどの割合を占めますが、日によって1位、2位、3位が入れ替わることも頻繁にあります。2018年6月4日時点では取引量は3位というデータでしたが、取引量でトップに立つことも珍しくはありません。ALISを取引するにあたって、売るに売れなくなるという流動性については心配は必要ないでしょう。
CoinExchangeではALISはビットコイン、またはイーサリアムで取引できますが、イーサリアムで購入するとALISを扱う全取引所の中で最も低いレートで買えるチャンスもあるようです。YobitでもイーサリアムでALISを取引できますが、日によってはYobitの半値近くで取引されていることもあります。
そして、CoinExchangeの特徴として日本人にも馴染みがある取引所という特徴があります。ALISと同様にNANJと言う国産通貨が上場しており、インターネット掲示板発祥の通貨です。日本人利用者は少なくありませんので、インターネットでもCoinExchangeの情報を目にすることができ、取引方法など分からないことがあっても解説記事を参考に取引を進めることができる点もメリットと言えるでしょう。
4位 Yobit(ヨービット)
Yobitの基本情報

基礎情報 | 内容 |
運営会社 | 不明 |
所在地 | 不明 |
取り扱い通貨 | BTC/ETH/BCC/LSK/WAVES/LTC/NOAH/LUC/DOGE/EOSなど517種類 |
公式HP | https://yobit.net/en/ |
Yobitの特徴として挙げられるのが、取引以外の多彩なメニューです。「InvestBox」という仮想通貨を貸し付けて利子を受け取ることができるサービス(利子は貸した仮想通貨で受け取る)を提供しています。これは他の取引所でも提供していますが時価総額の大きい通貨がメインであり、対してYobitでは時価総額がまだ低い上場して間もない通貨にも対応しており、最も高い場合日利20%以上が付く通貨もあるようです。2018年6月4日時点ではALISは貸付可能通貨には入っていません。
他にも「Dice」という、仮想通貨を賭けて、賭けに勝てば仮想通貨は2倍に、賭けに負ければ仮想通貨は没収されるという賭博性のあるゲームも提供しています。特に「Dice」はYobitでしかお目にかかることができない斬新なサービスです。
Yobitの評価
評価基準 | レート | 解説 |
総合評価 | ★★★☆☆ | 取扱い通貨ペア数の多さが特徴の取引所です。しかし、運営母体が不明であり、セキュリティ面でも不安を抱えながら利用している投資家が多いようです。 |
手数料・スプレッド | ★★★☆☆ | 手数料は取引ごとに0.2%かかります。5つの取引所の中では最も安いCoinExchangeの0.1%に次ぐ手数料となります。 |
取引高・取引量 | ★★★★☆ | 2018年6月4日時点では、5つの取引所の中では最も多い取引量でした。ALISは5つの通貨建てで取引可能ですが、ALIS/BTC以外は取引量はゼロと、ビットコイン建て以外は流動性に懸念があります。 |
信用度 | ★☆☆☆☆ | 運営母体が不明であり、取引所ホームページ上でも「About Us」など一切の記載がありません。 |
使いやすさ | ★★☆☆☆ | スマホでYobitの取引所ホームページを開くとPC用の画面がそのまま表示され、使い勝手が悪いとの評価が多いようです。また、通貨を多く使っているためか、表示に時間がかかり使いにくいとの声が多くみられました。 |
サーバー強度 | ★★☆☆☆ | 2017年11月に「LIZA」という通貨が上場される直前にサーバーがダウンしたケースがありました。アクセス数が急増して負荷がかかったことが原因であったとされています。 |
セキュリティ対策 | ★★☆☆☆ | 2段階認証を採用しており、仮想通貨の出金時にメール認証を追加することも可能です。コールドウォレットで保管しているかどうかは不明です。 |
口コミ・レビュー | ★★★☆☆ | 多くの通貨ペアを取引できることをメリットとして挙げて利用している声が多い一方で、セキュリティに対する懸念は強く少額での投資で利用している投資家が多く見受けられました。 |
Yobitの特徴
- ALISの取引量は全取引所の中でトップ
- USドルを含む6つの通貨でALISの取引が可能
- 「PAYEER」や「QIWI WALLET」等のネットウォレットから入金が可能
2018年6月4日時点でのALISの取引量ではYobitがトップで、取引シェアは約43%でした。流動性はありますので、売却できないというリスクは低いと言えます。また、法定通貨のUSドルと5つの仮想通貨でALISの取引が可能です。しかし、ビットコイン以外での取引は少なく、取引量がゼロのケースもありますので、流動性のリスクを考えるとビットコインで取引をされるのが無難です。
3つ目の特徴として、「PAYEER」や「QIWI WALLET」などのネットウォレットから送金が可能で、ウォレットにはクレジットカードからの入金も可能です。手数料はかかりますが、「PAYEER」は世界200か国以上で利用されている実績を持つ、セキュリティ面でも安心して利用できるサービスです。国内取引所でビットコインなどの通貨を買って海外取引所に送金する手間を省くことにもつながります。
5位 ForkDelta(フォークデルタ)
ForkDeltaの基本情報



基礎情報 | 内容 |
運営会社 | 分散型取引所の為運営会社は無し |
所在地 | 不明 |
取り扱い通貨 | VERI/KIN/PPP/SXDT/RHOC/PLR/THETA/DENT/BCAP/WTTなど87種類 |
公式HP | https://forkdelta.github.io/ |
ForkDeltaはEtherDeltaから派生した取引所で、IDEXと同様、イーサリアムのブロックチェーン上で稼働する分散型取引所であり、管理者が存在せず投資家と投資家の間で取引できる取引所です。「DEX(DecentrizedEXchange)」と呼ばれるタイプの取引所であり、通貨の入出金記録や取引記録はブロックチェーン上に記録されます。ForkDeltaではALISの取引量はまだまだ少なく、取引量がゼロの日もありますので今後は流動性の向上が課題となります。通貨は自身のウォレット上で管理するため、取引所特有のハッキングリスクを排除することができる点も大きな特徴です。尚、イーサリアムのブロックチェーン上で稼働する取引所ですので、イーサリアムでのみ取引が可能です。
ForkDeltaの評価
評価基準 | レート | 解説 |
総合評価 | ★★☆☆☆ | 「DEX」タイプの取引所であり、取引所特有のハッキングリスクを排除できるためセキュリティ面では安心して利用できる点が特徴です。 |
手数料・スプレッド | ★★☆☆☆ | 手数料は取引ごとに0.3%と最も高いです。さらに、ブロックチェーン上に取引を記録しますので、別途「GasPrice(がスプライス)」というイーサリアムブロックチェーン特有の手数料が必要となります。 |
取引高・取引量 | ★☆☆☆☆ | 2018年6月4日時点では取引量がゼロと、流動性に不安があります。 |
信用度 | ★★★☆☆ | 分散型取引所であり管理者は存在しません。運営者の信頼度に依存する必要性は無く、評価は中立としました。 |
使いやすさ | ★★☆☆☆ | MetaMask、MyEtherWallet等のウォレットを自身で作成しないと取引ができません。この点は初心者には煩わしく感じるかもしれません。 |
サーバー強度 | ★★★☆☆ | これまではサーバーに関しての問題は見受けられません。 |
セキュリティ対策 | ★★★☆☆ | 取引所特有のセキュリティリスクはありませんが、自身でパスワードや秘密鍵などの管理を行う必要があります。紛失すると2度と出金できなくなるため、厳重に管理を行う必要があります。 |
口コミ・レビュー | ★★☆☆☆ | 日本人利用者はまだ少なく口コミはありませんが、海外では入金がうまく行かずに戸惑う声が見受けられました。カスタマーサポートも充実しておらず、トラブルが起きた時の対応は不安要素と言えます。 |
ForkDeltaの特徴
- 管理者を必要とせず安全性が高い
- 管理者がおらず本人確認が不要。個人情報漏えいリスクが低い
IDEXと同様にForkDeltaも、投資家と投資家間の取引をブロックチェーンに記録する「DEX」型取引所であり、管理者を必要としません。そのため、管理者を必要とする取引所とは異なり、利用者それぞれが通貨を管理するため取引所には顧客の通貨を管理するウォレットは存在せず、ハッキングリスクを排除することができます。これがDEX型の取引所を使う大きなメリットと言えるでしょう。セキュリティの管理という面では共通していますが、管理者を必要としないことで本人確認を行う必要がありません。そのため、個人情報を提出する必要は無く、個人情報漏えいといったリスクも排除することができます。DEX型の取引所はセキュリティ面で評価できる特徴を併せ持っています。
セキュリティ懸念が低い「DEX」型取引所の流動性向上に期待!
ALISは2018年6月時点では海外取引所のみでの上場となっており、特に初心者の方にはハードルが高いかもしれません。ALISを取引できる取引所は5つありますが、いずれもセキュリティ、流動性などで懸念が残る取引所ですが、セキュリティリスクよりも身近にある流動性リスクを抑えることを念頭に今回はランク付けをしました。
売りたくても「売るに売れない」というリスクを避けるために、ある程度の流動性を確保できる取引所が今回は上位に入りましたが、セキュリティ懸念が低い「DEX」型の取引所の流動性が高まれば今後は上位に食い込んでくるかも知れません。